ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

人がいないから寂れるのか?寂れるから人がいないのか?

約3分

シャッター街の秘密

かつてとある地域のシャッター街で聞いた話です。

元々過疎化が進むエリアとは言え海に面して商店街もあったその地域は午後7時を回ると誰1人買い物客が訪れないと言う悩みがありました。

確かに町は寂れ人気も少ないのですがそれなりにまだ人口もあり、シャッター街の物悲しさを訴えるにはいささか気が早いようにも思える気配です。港の漁業が後継者不足でかつてのにぎわいを失っているのは解りますがそれにしても午後7時を回ると誰1人として人気を感じないと言うのもいささか問題かと思われました。

原因を考える

なぜ人気がないのか?それを地元で話し合ったそうですが出て来た答えが

「若者はみんな高校を卒業すると都会に出てしまい老人しか残ってない」

「観光客も訪れない」

「客が来ないのに開いていても仕方ない」

「年齢が上がりよる遅くまで開店しておくのはつらい」

「店を開けていたら水戸◯門が見られない」

もはや最後の方はジョークかと思いましたが本人たちは大マジメだったそうです。

そもそもの根本的解決は無いのか?

根本的解決は?と言う話になると

「人がいないんだから仕方ない」

「客が来ないんだから仕方ない」

「スーパーの方が安くて品揃えが多いのだから仕方ない」

などと言うどこででも耳にする答えだったと言います。

真実を見る必要

その相談を受けた人は言いました。

「そもそも店が開いてないこと自体が問題だと思いませんか?」

商店街の人たちは口々に反論します

「そんなものは都会の人の空論だ」

「最初から人が来るなら店を開けてる」

「テレビを見れないような経営はしたくない」

「若者が回帰するような案をだしてくれ」

惨憺たるお答えですね。

そして止む無くその午後7時以降の商店街の運営は中止となりました。

真実は小説より奇なり

その後こんな話がありました。

その商店街の近隣を通る国道があります。

海沿いの一本道で回り道の出来ない比較的大きな国道です。その国道に一軒のコンビニが開店したのです。

一ヶ月後その商店街に激震が走りました。

なぜならそのコンビニは一ヶ月以上に渡り毎日そのコンビニチェーン店の中で売上が日本一になってしまったのです。

つまり人がいないから開けてないのではなく開けてないから人が来なかったことが証明されてしまったと言うわけです。

真実を知った上で

その後その商店街は夜間営業を始めたのかはわかりません。

ですが繁栄しない原因とは以外にも当たり前と思っていたところにあるのかもしれませんね。

当たり前を疑うと言うことは実は本質と向き合うひとつのきっかけになると思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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