ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

広報協同組合

約3分
広報協同組合

 

どの産業にもある組合

地域の活性化を見ていると必ず「農業協同組合」(通称JA)のように様々な業種に関しての組合が存在しています。これは地元の産業を保護することと同時に自分たちの業界がどのような位置づけで地元の産業として貢献しているのかを理解する上でのターミナルとなっていることが解ります。

 

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これは生産者に多いケースとして存在しましたが、同時に工業系、いわゆる職人さんたちにも多い傾向にあります。畳とか、建具とか造園とかですね。履物の職人さんたちも地域によってはあるのではないかと思いますね。

 

 

広報に関する組合はない?

ところで、こう言った協同組合系の組織の中で「広報担当」の協同組合ってあまり聞いたことがないと思います。あえて言うなら市町村や都道府県の役所や庁にある「記者クラブ」と言った所でしょうか?でもマスコミに対する拡散だけを考えると記者クラブ=必ず広報してもらえるとは限りません。なので広報担当と言い切れるものでもないと思います。

 

 

もっとも助けが欲しい分野「広報」

今、さまざまな業界でもっとも力不足で苦戦するのは「広報」「拡散」の部分です。これは産学協同や、中小企業の製品開発を見ていても明白なことで、せっかく良い製品を開発しても広報、拡散能力が足りないために日の目を見ることなく消えて行く懸案が凄まじく多いのが現実なのです。

 

 

広報協同組合?

そこで話題作り半分でも良いので地域の情報を広報し、拡散する協同組合のようなものを作ってみませんか?と言う提案をしたいと思います。市町村の役所にある「広報課」もありますが特定の産業や特定の企業、個人に肩入れすることは地域での軋轢を呼ぶ可能性もありますし、これも上記の記者クラブと同じく必ず拡散してもらえると言う保証もありません。

 

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それを自前で行なえるお手伝いをする組織を地域で持ったら面白いと考えたわけです。中高生あたりからその製品の良さを見つけ出し広報と拡散の習慣を持てばそれだけでメディアとしての役割を学ぶことになりますし、大学生であればその製品の良さをプレゼンするだけでも就活の役に立つと言えるのです。

 

 

専属で手伝ってもらえるなら

もちろん専業での広報、拡散を行なう組織運営を行なう前提ですが、地域での拡散を後押ししてくれる組織があると思うだけでも地元の中小企業や個人経営主にとっては心強い活動になるのではないかと思うのです。

作って作りっぱなし、並べて並べっぱなしではなく、その製品の素晴らしさを考え、話題にし、広報し、拡散してくれる。そんな地元に対して愛着が湧くであろうことは容易に想像ができます。

拡散を共同で行なう組合、作ってみませんか?

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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