ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

外国人の好むもの

約3分
外国人の好むもの

 

必ず聞かれるクエスチョン

これは意外に理解していない方が多いので少し驚いています。海外の方を日本で招待すると必ず聞かれることがあります。それは「数字」とにかく外国の方は数字を聞きたがります。例えば「山の高さ」日本の山の高さを知りたがる外国人はとても多いのです。同じように歴史の年号。その意味で日本の天皇家は歴史が古いので外国人は日本に畏敬の念を抱く傾向が強いとも言えますね。

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さて、それを踏まえるとどれくらい地元の数字を公開しているか?興味が湧くところではあります。歴史をきちんと追いかけていますか?教科書通りの歴史以外に地元で過去に何があったかを授業に取り入れている地域も少ないと思います。

歴史と数字

ふるさとを元気にするのにあたり、地元がなぜその地名なのか?どういう経緯で成立したのか?それを語る人は少ないと思います。近年、戦国時代の合戦はテレビを見るような形ではなかったと言われています。その戦において将たる代表が順番に出てきて一太刀ずつ戦う、一騎打ちのようなものであったと言われているのです。その際に前に出てから延々と自分の出自を語りそれから一太刀を合わせるために実際の勝負がつくのに数時間かかることなどもあったと言います。そのため民兵の浪費は最小限であったと。一騎打ちが戦の花であるならば、言い換えればそれだけ歴史について詳しくなければ陣頭に立てませんし、その口上を覚えられなければ太刀も合わせられなかったということになりますね。

ふるさとの歴史を知ってますか?

つまり歴史を覚えることが武士の子供の慣わしだった理由はそこにあるわけです。海外からの旅行者が増えて欲しいと思うのであればこの「歴史」を学ぶことが必須になるのは明白なことであります。単に綺麗な風景だけなら世界中にあるわけですし、あえて日本を選ぶのであればその歴史を知りたいと考えるのは当然というものです。

昔の言葉

仮に観光案内で古戦場に連れて行った時に、その一騎打ちの口上を滔々と肩れたら外国人観光客はどう感じるでしょう?どう思うでしょう?祖国に帰って日本の印象をどう伝えるでしょう?海外における自国の誇りとは自分たちの祖国はどういった歴史と経緯を経て今に至るかを知っているかどうか?ということです。日本人は自国の歴史は教科書以外では学びません。ましてや故郷の歴史を調べているなんてよほどの「物好き」扱いされてしまいます。しかし世界ではそれを知らないことは「恥」なのです。

この何年何月何日に何があったという歴史的イベントを詳細に伝えていくこと、それが日本を世界的観光地化するのに必須の条件であることがお分かりいただけるでしょうか?

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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