ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

スキーとサーフィンの関係

約3分
スキーとサーフィンの関係

かつての名曲

昨今、だいぶ廃れて来ましたがかつて日本はユーミンの歌に代表されるようにサーフィンとスキーが出来る人がモテていました。どちらも非日常に置かれた際に感じる特異性に目を付けた恋愛模様をベースとした人気であったと言っても良いでしょう。

21世紀になってますます世界が小さくなり、世界中を3日以内で行き来出来るようになってしまうとそう言った特異性を生み出すのが難しくなります。かつての都会での恋愛のように「ここで離れたら二度と会えないかもしれない」なんて感情が湧くことは死別くらいしかありません。また会いたくなったらLINEを送るか、Facebookで近況を確認すれば良いくらいにしか思っていません。その為別れ際の切ない思いを唄った歌もほとんど見かけなくなりましたね。

非日常を売る

さて、今回はこのスキーとサーフィンのような非日常をどうやって作るか?と言う点についてお話ししたいと思います。これは20世紀のトレンディドラマ(ふ、古い!!)をご覧頂くとヒントが山のように出て来ますが、あらためてここで説明したいと思います。

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まず当たり前のことですが、必ずイベントには「起承転結」を作って欲しいと思います。例えば「きっかけは駅のポスターだった」と、これだけでも話の始まりには十分魅力的ですが、そこに「差出人は明日の自分」と言う手紙型のパンフレットだったり入場券だったりするだけでもかなりミステリアスになりますね。

離ればなれのカップル

一例を挙げるとかつてテレビ番組で実験した国道1本を使った実験があります。国道を4キロほど間をあけてカップルを一組下ろします。彼を下ろした地点から4キロ下った所に彼女を下ろします。そして2人からは携帯やスマホを財布などを預かり、一切の連絡手段を断ちます。カメラ一台が各々を追従しその態度の変化を観察します。

想い合う心

不思議と想像以上に2人は動揺し、お互いを気遣います。姿は見えず、連絡を取り合っているわけでもないのに「心配」しているのです。そして2人が落ち合う頃にはなぜか涙のゴールになってしまうと言う結果が出たのです。

非日常を求める心

これって理由はないのです。単に非日常に放り込まれたカップルが日常と異なる環境下でお互いを思う気持ちが揺り動かされてそう言う反応になったのに過ぎません。しかし2人にインタビューすると「以前より絆が深まった」と答えたカップルが大半であったと言います。

起承転結のあるイベント、企画してみませんか?

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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