ふるさとRe:Boot研究所

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ラッピングバスの応用

約3分
ラッピングバスの応用

バス会社の広告戦略

巷にはラッピングバスというものがあります。バスに限らず先日は井の頭線で秋田県のPRラッピング電車がありました。以前は小田急線のドラえもんとか話題には事欠かないラッピング車両ですね。

そのコストは?

これ作るとなると結構高いんですよ。某バス会社で調べると一台の制作費80万円。耐用年数3年。最後に元に戻す費用が40万円の合計120万円なんだそうです。3年で割ると1年あたり40万円。1ヶ月あたり3万円強になりますから1日1200円程度ってところなんでしょう。都会では効果抜群だと思いますが地方の過疎エリアや限界集落近辺にはちょっとコストが高すぎますね。

 

地方ができる自前の戦略

そこで毎度おなじみの妄想タイムです。これを地元の人にやってもらうわけです。と言ってもきちんとラッピングするわけではなく車のボディー横にマグネット型の広告板をつけるだけです。もちろん地域の情報(納税の告知やイベントの告知など)を掲載していただきます。コストはマグネットのプレートに文字を印刷するだけなので昨今ではパソコンのプリンタでもできるかもしれません。マグネットじゃなくてもシール型でもコストが安い方でいいと思います。それを貼っていただく。勝手に剥がしてはいけません。貼るのも剥がすのも決められた会社なり役所なりで行います。

コストは?

1ヶ月貼ってもらって3千円。1日100円です。ある程度車の所有者にも広告の種類を選べるようにします。(勤務先とライバル会社の看板は背負うわけにはいきませんから)税金の還付でもいいですね。自動車税の還付という形ですね。年間3万6千円ですからお小遣い稼ぎとしてはいい金額ではないでしょうか?公共が企業さんから広告を取りまとめて加工賃と手間賃をとって差額を還元するのであれば公共は好きなところに広告を挟めますし、企業さんも普通車(軽自動車)一台から申し込みが可能です。公共が広告代理店のように機能することになりますね。その車にQRコードでも貼ればオーダーが入るたびにアフィリエイトのように還元できるので、申し込みが殺到する可能性もありますね。

誰も見ない観光案内板

話は少し飛びますが、よく駅前の案内板があるのに全然お客がこないなんてお話を聞くことがあります。難しいことは考えずにストレートにクーポンがもらえる観光案内マップのQRコードを貼るのが早いんじゃないでしょうか?中高年の方でネットをやらない方は旅行代理店経由で団体旅行に申し込むかターミナル駅の観光案内所で申し込むわけで行き当たりばったりの宿泊や食事ってよほど旅慣れているかそもそも車とかでないといかないと思うのです。なのでクーポンを使ったQRコードは一度考えてみたほうがいいですね。

 

ほんの少しの工夫で格安にでPRが可能です。アイディアに困ったらぜひご一報ください。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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