ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

兼業農家のススメ

約3分
兼業農家のススメ

 

地方も大半が兼業農家になりつつある

 

こういった話は否定されることが多いのですがあえて今日はお話ししようと思います。

バブル期東京の不動産として使用可能な面積はバブル前の6倍になりました。これは単純計算すると土地の価値が1/6にならないとおかしい計算になります。しかし実際は価値は上がったのです。つまり計算と合わない価格上昇が起こったわけですから「バブル」だったわけですね。

バブル過ぎ去りし後

 

さて現在人口減が叫ばれる日本ですが都心の土地はどうかというと緩やかな上昇、一部明確な上昇といったところでしょうか?しかしそれを実感で感じることができる人は少ないと思われます。おそらく億ションと言われる高層マンションも海外のビリオネアたちが買い漁った後を日本人が買うような形になりつつあると思います。

沖縄の観光客

 

沖縄に旅をすると本当に外国人が多いことがわかります。いかに日本が貧困層に落ち込み国民が苦しんでいるかも手に取るようにわかります。なぜなら沖縄に来ている外国人は平日からバカンスを楽しんでいるのです。有給休暇かビジネスオーナーかはわかりませんがとにかく余裕のライフスタイルだけは伝わってきます。

休耕田と耕作放棄地

 

日本国内において休耕田や耕作放棄地は増えています。新しいオーナーに手渡したと言ってもその意地は決して楽なものではなく諦めて再び都心へ戻る人も少なくありません。つまりは生まれも育ちも農業と無関係な人にとっては農業を継続的に続けるのはかなりの苦労なのではないかと思います。

大家族を養った家も徐々に空き部屋が増え家族も減っていきます。その中で空いた部屋をどうするのか?という問題がありますね。確かに老人ホームへ入って仕舞えばいいなどと短絡的に考える方法もありますがそう言ったことの前に収益性のある生活を営めば少しは夢も描けるというものです。

新しい農業の形

 

その一つが水耕栽培です。なぜ水耕栽培がいいのかといえばまず畑まで移動する必要がありません。自宅の空室で稼働できます。また栽培期間も短く収穫物は食べられます。LEDを使って明かりを取れれば気候に左右されることもなく農業ができます。また作物によっては地生えのものであっても高さを調整したプラントをつくることで立ったまま、または座って作業ができる環境も整備できることになります。

都会でも農業

 

自宅の一室が水耕栽培のプラントであれば新鮮な野菜を食べ続けることができますし緑を見て目が癒される。また空気の浄化も行われるのでとても健康的な生活が作り出せるのです。

都会暮らしのサラリーマンであっても兼業農家ができる時代。これからはそんな時代になるのかもしれません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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