ふるさとRe:Boot研究所

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鉄道も通ってないのに記念切符

約3分
鉄道も通ってないのに記念切符

記念切符は鉄道だけじゃない?

電車も汽車も走ってないのに記念切符を発行するって聞くと不思議な感じがしますがこれは「道の駅」の事です。道の駅によっては記念切符を発行しているところがあるのです。
正直何に使うわけでもないので単に記念切符としての発行に過ぎないのですが、意外にもこれが結構売れていたりします。同時に言える事は人と言うものは何枚かの記念切符のようなものを集め始めるとすべてコンプリートしておきたい生き物であると言う事です。

これは今から40年近く前に当時の国鉄がやったキャンペーンで周遊券を使い日本中で駅の看板と自分が写った写真を全てコンプリートするとプレミアムをくれると言うイベントがありました。
あれはホンモノの駅と鉄道を使っての事でしたが当時の中高生〜大学、社会人まで今で言う「鉄オタ」たちがこぞって周遊券を買って日本中へ繰り出していったものです。当時の学生は学割周遊券があったのでかなり手頃な値段で北海道あたりまで行けたを記憶しています。歩きなので駅の周辺しか見る事は出来ませんでしたが当時大人気だった「幸福駅」から「愛国駅」行きの切符等をお土産にした人も多いと思います。

全国にある駅

今では道の駅が日本中にあるので道の駅を使った記念切符とスタンプラリーを行なったらかなりの規模のイベントに出来るのではないかと思います。道の駅が多い県では夏休みだけでは回り切らないかもしれません。なので日本全国となれば数年がかりになることもあり得ますね。でも数年がかりのイベントになれば外れも起こりにくいですし概ね話題性には事欠かないと思われます。もちろんプレミアム等は検討の余地はありますが道の駅は大半車かバイクで移動でしょうからガソリンスタンド等とタイアップするのも良いでしょう。

車もバイクも自転車も

また道の駅は地元の人が働いている事がほとんどなので周辺地域には詳しいですし見所等の案内も含めてとても有効な観光情報を持っていると言っても良いでしょう。となれば車やバイクで遠出したらまずは道の駅と言う構図が出来れば観光の拠点としてのターミナルポイントとして必須の存在になるのは間違いありません。
単なるイベントとしてではなく各地の道の駅との兼ね合いを含めた日本全国を規模にしたイベントになれば良いわけです。

コレクター魂に火をつけろ!!

記念切符を入れるホルダーがあればそれを埋めたくなるのが人間心理。全部コンプリートしたら額縁の一つも上げればそれを目指すのが人間心理です。そのための税金を割いたとしても経済効果は十分だと思うのは私だけでしょうか?

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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