昔からこれが揃っている地域は「食の豊かな場所」と言われていました。
美味しい調味料がなければいくら食料があっても調理のしようがなかったからですね。
特産品を作る時
特産品を作るのに「人が大事だ」「金が大事だ」「話題性だ」と好き勝手なことを言います。
まぁどれもハズレではないのですが、隣町も隣の隣町も、各都道府県もみんな同じことを言います。
これでみんな同じことをやったら地域の小中学校や高校と同じようになってしまうと思いませんか?
要は偏差値と部活以外なんの違いもない学校が出来上がってしまうように地域も同じような特産品を持つ地域しかできないことになってしまいます。
調味料は文化
塩・味噌・醤油は地域としての特色があります。
例えば九州の醤油は甘いですね。
塩も地域によっては海藻エキスが入っていたりします。
味噌も八丁味噌や赤味噌、白味噌などいろいろあると思います。
これらを特色を出して製造するとさまざまな可能性が見えてきます。
昔ながらの調味料の可能性
昔の調味料の強みはその汎用性です。
一般的な味噌汁からお菓子、保存食までカバーできるその汎用性は地域の特産品を作るにあたり役に立つこと間違いないと思います。
例えば味噌ならせんべいが作れますね。同様に味噌汁も作れます。
鍋なんかもいいですね。各製品を地元の企業が自由に開発できます。
醤油などもせんべいや団子のタレに使えますし、同様にめんつゆなども作れます。
汎用性があるものから
こういった観点から見ると公共は汎用性のあるものから開発をする方が効率がいいということになりませんか?
またそこから地元企業の横の連携も増えて日本全国にそのビジネスを展開する際の機動力にもつながることが見えてきます。
家業から生まれることもある
でも「いったい誰がそんな調味料を作るんだ?」という方もいるかもしれません。
でもそれは一般家庭からでもいいのです。
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食品衛生管理法上自宅のキッチンというわけには行きませんが、やり方によっては公共の施設を使って製造することも可能です。(許認可は当然もらった上で)
そのため地元の主婦の皆さんが集まることでもこういった活動を実際に行うことができるようになります。
地元の物産館
実際、地元の物産館などへ行くと地元の農家の主婦が作ったお菓子や調理品などが販売されています。
これらは決して大規模な工場で作られたものではありません。
こういった小さな活動から地元を元気にする起爆剤が生まれることこそが最も大切な活動であると言えるでしょう。
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