ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

全ては現場にある

約4分
全ては現場にある
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今まで幾つかの地域の活性化のお手伝いをさせてもらいました。

勉強になったいい企画もあれば、完全に余所者タダ使いの企画もありました。

どちらも参考になることではありましたが、やはりそこには決定的な違いがあります。

 

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現場の空気

 

ある食品を開発した時、試食を兼ねたお披露目の際に出来るだけ多くの友人知人を集めたことがありました。

個数限定だったのであっという間に売り切れましたがそのスピードが話題になって新聞やラジオの取材が申し込まれました。

 

 

 

 

現場の顧客の空気

「なんだヤラセかよ」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

でもかのマクドナルド1号店が銀座にオープンした際、創業者であり、当時の代表取締役である「藤田田」氏は自社のスタッフをスーツのまま店内でロードサイドに向けて座らせてハンバーガーを食べさせたと言います。

 

 

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その結果、サラリーマンが食べてもいい軽食としてあっという間にマクドナルドは世界を席巻していったわけです。

今ではどの街にもあるマクドナルドですが、最初は自社の社員を使ってまで集客に苦心していたことが伺えます。

 

 

 

 

個数限定+並ぶこと

個数限定して販売した食品ですが、友人知人に並んでもらって15分で完売してしまいました。

限定30個のところ特別追加で合計45個で販売しましたが15分では一瞬で売り切れました。

その瞬間、私は「これは売れる」と確信したのを覚えています。

 

 

 

 

確信した理由

 

実をいえばその製品は90個売っていたのです。

45個と言いながら実際は90個を15分で売ってしまったわけです。

 

 

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当初は30個を2時間弱で売る計画だったので90個完売とは途方もなく売れたことを意味します。

この時の現場の雰囲気はすごく活気と勢いがあってどう見ても「売れる」空気しかありませんでした。

 

 

 

 

現場はいつも必要な情報をくれる

 

その後その製品をマイナーチェンジすることがありましたが、それも現場の意見を基準に考えました。

現場で起こったハプニングが元となり結果としてマイナーチェンジは成功しました。

現場の声を聞いていなかったらおそらくマイナーチェンジの必要性も感じなかったと思います。

またどのようにマイナーチェンジをすればいいのか?わからなかったと思います。

 

 

 

 

常に現場の状況を把握する

 

売れる売れないだけではなく、顧客の表情や反応、販売している担当の意見など常々把握することが結果として一番成功への最短距離であると言えるでしょう。

いいものを作りたかったら現場に赴く。これは昔も今も同じだと思います。

 

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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