ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

作れば売れるという幻想

約3分
作れば売れるという幻想
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地方の製品を開発していて必ず問題になるのがこの作れば売れる問題です。

うちのものはよそとは違うから必ず売れるんだという幻想に取り憑かれた地方はあとを絶ちません。

 

 

 

 

ストーリーが売れ行きを決める?

 

例えば、一つの製品が世にでるまでには多くの工程や人が関わっています。

これをストーリーにする人もいますが、そのストーリーを告知する方法がそもそもないのであればどんなにストーリーを語っても限度があります。

 

 

 

 

知ってもらうストーリー

 

そしてそのストーリーのために人が集められて動かされる以上、失敗が許されない状況が徐々に固まっていきます。

これはある意味地元にとってもプロジェクトリーダーにとってもプレッシャーになります。

 

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しかし大事なのは製品の良し悪しもありますが、その話題性です。

話題性のために製品が売れないなんてことになったらそれこそ大打撃です。

良い製品だけどどこの誰が作ってるのかわからない、地元で作っているらしけど誰が売ってるのか知らない、地元民は誰も見向きもしない製品だなどと言う噂はディメリットでしかないのです。

 

 

 

 

人を集める?

 

その点からいえばストーリーを作る前に人を集める、ストーリーのある人を集めるということですね。

一つの脚本のキャスティングのような作業です。

そこに同じ指向性を持ったメンバーが集まればかなりの割合でいい展開になることが期待されます。

 

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地元の有名人や活躍した人など、直接プロジェクトに関係がない人でも構わないと思います。

プロジェクトをスタートラインにして活動を始めてくれればいいのです。

むしろ何年もキャリアがあって既存の製品を上手に売りさばくテクニックよりも何もわからないところから始めて地元のためにより良いものを生み出してくれる人やプロジェクトに注目が集まるのは当然というものではないでしょうか?

人が大切な理由

なぜこれだけ話題性のあるプロジェクトのために人を大切にするのかといえば、最後は地元の人に帰納する必要があるからに他なりません。

良いものだから売れるんだという幻想にとらわれるのではなく、良いものに、良い話題、良い人が付いてくることによってヒット商品が生まれてくるのだということを考えてプロジェクトを推進する必要があります。

そしてこの良い条件をいかにして広報していくか?これに尽きるのです。

さらにはこのようなプロジェクトが未来を見据えた地元の俯瞰的計画になっていくというのは容易にご理解いただけるのではないかと思います。

 

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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