ふるさとRe:Boot研究所

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農村部での当たり前な事

約3分
農村部での当たり前な事

 

 

以前もお話ししたと思うのですが、とある東北の地域でおばあちゃんが作っている漬物を東京の朝市で売った事がありました。

都会に出たお孫さんに食べさせてあげたいと毎年作る漬物ですがお孫さんはなかなか帰ってこないし、帰ってきても漬物なんて食べない。

でも孫を思ったら手作りの漬物を毎年作ってしまうのだと言っていました。

 

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孫のためがムダになっていた

 

結果としては見事完売したのでおばあちゃんとしては大満足であった事でしょう。

もちろんお孫さんに食べてもらえるのが最高であったのは明白ですが、それでも都会の人が自分の作った漬物を喜んで買って帰る姿には大なり小なり感動があったと思います。

地方では当たり前のように毎年作る漬物。

でもそれを毎年行き先がなくて隣近所に配ってしまったり、最悪廃棄してしまう光景は本当に胸が痛みます。

しかし地方の農村部ではそれが当たり前なのです。常識なのです。

 

 

その受け皿は都会

 

しかし一度都心部に持ち込めば朝市で簡単に完売してしまうほどの可能性を秘めたものでもあるのです。

これはまるで地方の女性が都会にはいない「ハッとする」ような美しさを秘めている姿に似ています。

ハデではないけれど何か心惹かれる不思議な魅力と純朴な人柄が不思議と心を惹きつける、農村部のおばあちゃんが作る漬物にはそんな魅力があったのだと思います。

 

 

 

都会で売るのは「ぬくもり」

 

冷静に考えればこの漬物と同じように都心部でバカ売れする可能性のあるものはいくらでもあると思います。

例えば「味噌」ですね。

保存が利くので販売なんて考えてもいないでしょうが、間違いなく「売れます」味噌ときたら「醤油」も同じですね。

都心部は手作り醤油とか大好物です。

その他「蕎麦」とか「餅」とか保存が利くものならなんでも売れると思っていいでしょう。

 

 

 

百貨店ではなく「朝市」

なぜ百貨店の催事場ではなく朝市か?

来場者数も告知の量も圧倒的に催事場の方が強いはずですが、そこをあえて朝市にする事で他の用件で訪れる人以外の顧客をピンポイントでリサーチ出来るからです。

 

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試食も選べるようにするだけでどの製品がウケが良くてどの製品がダメなのか?

なぜダメなのか?をリサーチするのにこれ以上のチャンスはありません。

 

 

 

都心に出してみる勇気

 

地方の方はどうか近隣のお宅で余っている漬物や味噌、醤油を集めてきて都会で売ってみてください。

きっとチャンスが見えてくるはずです。

そして実は地方の農家にはお宝が山のように眠っていることに気がつくことでしょう。

どの朝市で売ればいいのか?それは私にお問い合わせください。

必ず力になることをお約束します。

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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