ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

オシャレが未来を作る

約5分
オシャレが未来を作る

 

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日本では男女問わず高齢化すると「老人になる」と言われます。

これがフランスあたりだと「紳士」「淑女」になると言われています。

10代、20代は「オシャレ」もロクにわからない小娘、小僧と言った扱いだとも言われていますね。

この現象は地方の高齢化をさらに加速させて老人ばかりの地域が激増することを示唆しています。

地域を元気に活性化するどころか自分たちの手で老化を加速させて衰退させるように仕向けているようにすら見えます。

 

 

日本とフランスの違い

 

このフランスと日本の違いはどこから来るのかといえば「オシャレ」の差です。

日本では女性が60歳を超えて若い男性とデートするなんて言うと「いい歳して」なんて言われます。

男性に至っては「犯罪」になることも少なくありません。

オシャレとは程遠い現実です。 フランスはいくつになっても恋をする、恋の街「パリ」と言われています。

そのためパリの街を歩いても老人ばかりが目に付いたり老人があふれ返るような光景はありません。

むしろ観光と華やかなオシャレがパリという地域を元気にしているようにすら見えます。

そういう街に住む人は地元を愛しますし、ふるさとがいつまでも活性化された元気な地域であってほしいと考えているのは明白です。

フランスは60歳を超えて若い男性からオペラに誘われない女性は「魅力がない」と言われます。

また、そんな女性を誘えない男は「だらしない」と言われます。

これが「恋の街パリ」と言われる大きな理由です。

そんな国であれば「オシャレ」は身だしなみのレベルであり、「オシャレ」をして「当然」の文化があります。

「オシャレ」しないことは人として「恥ずかしい」と言った風潮です。 こう言った考えは今の日本にはありません。

 

 

 

老人は老人らしく

「歳をとったら老人らしく暮らしなさい」「老人は老人として生きなさい」と言っているわけです。

世界でトップレベルの長寿を誇る日本であってもその実態は若い男女から「老人という生き物になれ」と言う文化的背景があるのです。

そんな文化的背景を持ってふるさとが元気になるでしょうか?

活性化された未来が見えますでしょうか?

 

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この現役の世代を高齢化にシフトさせる一番の大きな理由は「オシャレの放棄」です。

地域が地味で目立たない服を着て「老人だから」とひっそりと暮らしたら、その地域は元気になるでしょうか?活性化されるでしょうか?

 

 

 

江戸時代のほうが華やかであった

昔のことと笑う人がいますが江戸時代などの浮世絵を見ても高齢者だからといって「ドブネズミ色」の服ばかりきてはいませんでした。

柄の美しい着物や帯を季節に合わせて着替えるようなセンスを持っていたことはご存知でしょうか?

 

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地域の活性化よりもまず自分がオシャレをして華やかな装いで街に出ることが一番元気になれることを知っていたのです。

その結果としてふるさとが元気になり活性化すると解っていたのでしょう。

対して今の高齢者の装いはみんな「ねずみ色」「茶色」「焦げ茶色」「黒」「グレー」などに限られています。 「巣鴨の刺抜き地蔵」の周辺に行けば一目瞭然ですね。

 

早く老いたほうがいい?

このように実際の年齢よりも早く老人になる方が分別があるかのように扱われるのはいささか問題がある傾向ではないかと思いませんか?

元気を失うほうが分別があり常識人であるとされるのは言ってみれば地域の活性化を阻止し、老人ばかりが増えているように見せて、さらには衰退する姿にこそ分別のある美徳であるかのように見せられていませんか?

 

 

 

早期リタイヤのツケ

その結果実際に超高齢者社会が来た時、通常であれば平均的な若い世代も高齢化に向かい以前なら60代でリタイヤが65歳がリタイヤになるのが普通です。

しかしそれが行われない。 平均寿命だけが伸びてポンコツ老人扱いされる年代だけがそのままであれば、現役ではない高齢者の人口だけが爆発的に増えることを意味しています。

 

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その上年金受給年齢を引き上げ支給額を下げたら老人が長生きするメリットも少なくなっていくわけですから、「早く引退したら早く死ね」と言っているようなものです。

まだ働ける人をポンコツにしてスクラップのように捨てる国に未来が明るいわけがありません。

 

国の都合と真実

こういった背景には年金の拠出の問題や国民保険、介護保険などの問題があるでしょう。

これらは私たち国民にはどうにもなりません。

しかし意識を若く保つための方法を考えフランスのように生涯現役を保つ術を「オシャレに」持っていくことは可能ではないかと思います。

それが結果として地域を元気にして活性化する未来を作るのではないかと思います。

 

 

老人介護の現場で

実際に日本の老人ホームでも車椅子から立てなかった女性が髪を結い振袖を着て若かった頃の音楽を聴いたら車椅子から立ち上がり踊って見せたと言います。

これくらいの可能性を持ったまま老人になってしまうのはあまりにも生命を軽視していませんか?

21世紀は「老いない技術」が進化する時代なのではないかと思います。

その可能性を追求するためにも地方こそ「オシャレ」を見据えた運営が必要なのではないでしょうか?

そしてその結果として元気な地方が増えていくのではないかと思います。

 

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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