ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

運営費の行方

約3分
運営費の行方
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地域を問わず朝市とかフリーマーケットが開催されています。

少し郊外から地方へ目を移せば軽トラ市なども頻繁に開催されています。

しかしその規模たるや数百の出店がある朝市、軽トラ市、フリーマーケットから「わずか数台」といった規模まで極めて小さいものまであります。

これらの差はどこから生まれてくるのでしょう?

運営費の行くえ

少し過激な物言いになるかもしれませんが、はっきりと言葉にするならその運営費(出店料)の行方が問題です。

もちろん事務経費などで支払わなければならないものがたくさんあるのは間違いありませんが、運営はそれを支払ったから終わりというわけではありません。

 

 

 

広告費0円?

成功している朝市やフリーマーケット、軽トラ市はそれで構わないと思いますが、今一歩盛況にならない時には一番大きな問題を考える必要があります。それは「広報や広告」です。

たまにこんな質問をすると面白い答えが返ってきたりします。

「広報や広告にはいくら予算を割いていますか?」

「0円です」

「何もしていないのですか?」

「していますよ。TwitterとかFacebookとかでシェアしたり」

「それってコスト0円だからやってるのですか?」

「それもありますが、それしかないとも言えます」

お金がないからそれしかやらないのか?それしかやらないから出店が少ないのか?どっちもどっちですが盛況じゃないことだけは間違いありません。

無料でも出来る広報

新聞にプレスリリースを書くのにかかる時間は1時間程度でしょう。早い人なら15分くらいで書き上げてしまいます。ファックスにかかるコストはいくらでしょう?多くても30円くらいでしょう。もっと言うならラジオで告知してもらうのにかかるコストは「Eメール一通」です。(ラジオ番組で告知を行ってくれる番組の告知にかかるコストはありません)

無料の市の広報には掲載してますか?

これらの活動は限りなく0円に近いコストで可能です。

交通機関との交渉

もう少し話を膨らませましょう。

鉄道やバスを使わないと会場に行けない場合は、その交通機関に広告を出します。

ただし、そのベントが盛況ならその交通機関も乗車率が上がるわけです。

だとしたら広告費の交渉を行いましょう。

無料とは言われなくとも長期間掲載してくれたり、いくらかディスカウントしてくれる可能性もあります。

イベントの協賛に交通機関名を掲載してしまえば交通機関の広告費代わりにもなります)

 

 

ウィンウィンの交渉

こうしてお互いのメリットを探りながら運営することで予想以上に大きな開催を実現することが出来るわけです。

と言ってもある程度の運営規模があるのであればキチンと広告費を支払ったマーケティングを行ってください。それが真っ当な運営と言うものです。

 

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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