ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

地元から始める成功事例研究会

約4分
地元から始める成功事例研究会
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様々な機会を生かして中小企業は東京進出や世界進出を試みますが、なかなかうまく話が進まないというケースは掃いて捨てるほどあると思います。

もちろん高額なコンサルフィーを支払って有能なコンサルタントを雇って世界を目指すなんて言うのはかなり理想的なことであると思います。

しかしそこまでの資金も余力もない企業は自前で努力を繰り返すしかありません。

 

 

さまざまな勉強会

地元の危機管理を学ぶ会があったり、地元のビジネスの勉強会などの開催を耳にしたことはありませんか?

これは有志の方たちが始めたことだったり商工会やJAなどが始めたことだったりします。

その中で地方の地域活性化に関する勉強会や発表会は比較的少ない部類に属すると思います。

 

 

 

情報共有を避ける地方

地方は「他人に聞くのはみっともない」とか「無理にライバルが増える環境を作る必要はない」などと考えて情報を共有しない傾向にあります。

何しろ「〜組合」とか「〜連合会」とか名前は付いていても宴会以外のイベントが皆無の会なんていくらでもあります。

 

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近年大学では地元を活性化する活動を行っている人を講師やファシリテーターにお願いして学生の授業の一環とするケースが増えてきています。

学生もフィールドワークなどで実際の商店街や限界集落の見学などを行っているためにそう言った活動で成功事例を作られている人から話を聞くことに対して抵抗が少なくなったと言えるでしょう。

 

 

 

授業の内容は

この授業の中で行われている「成功事例」は出来るだけ身近なものが理想的です。

限界集落の復興を授業で行っている学生に対していきなりEU圏を目指したマーケティングを提案しても理解が及びません。

同様に地元での製品流通しか行っていない企業や生産者に「東京で売ってみませんか?」と言ってもなかなか同意がもらえなかったりするのです。

これはいいとか悪いとかではなく「地図にない場所には行けない」と言う考えからです。

 

 

 

 

民間に活気がないなら学校から

地元での「地域活性化の成功事例」発表する会を自発的に開催している市町村はあまり見かけません。

やっていても細々と他の組織とのタイアップで行う程度です。

しかし学生が行う活動は学生たちの発表の場であり定期的な授業の一環であり、地元の人との交流の場に出来ることからその意義も大きく大きな飛躍のヒントになる可能性があるわけです。

 

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なぜなら市町村レベルでは必ず近隣にメディアの支局や支社があり公共との連携は大きいためにもし学生が市町村主導の「成功事例発表会」を行うのであれば必ず取り上げてもらえるからです。

すそのを広げて

こうして地元の人たちで情報を共有しながらさらに飛躍を目指す人たちが集まって学び合う環境を作るということが地元の元気を取り戻すきっかけになりうるのです。

「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」と言います。垣根を広げて成功事例を学び合う時代を作っていこうではありませんか?

 

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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