ふるさとRe:Boot研究所

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子ども食堂に見る地方の未来

約3分
子ども食堂に見る地方の未来
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子ども食堂ってご存知の方も多いと思います。

経済的に厳しい環境のお子さんや、親御さんが忙しくて一緒にご飯が食べられないお子さんにご飯を提供してくれている「食堂」です。

運営は寄付がメインで賄われており、通常は普通の飲食店として運営されています。

未来の日本

今後独居老人がさらに増えていく地方としてはこの「子ども食堂」の地方版、言わば孤独な高齢者の方を集めた飲食の施設が必要になってくるのではないかと思います。

 

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地方は農村部であればお金の代わりに農作物を持ち寄ってもらい、寄付と食事代としてもらえば良いので都心部の「子ども食堂」よりは運営の可能性が見えて来ます。

これをチェーン展開出来れば地方で農作物を提供してもらい、都心部で子どもたちに食事を提供することが可能になるわけです。

子どもたちにとって必要な人のぬくもり

過去にフリードリッヒ二世と言う人の実験がありました。

それは生まれたばかりの子どもを集めて目も合わせず、口も利かず、ただミルクだけを機械的に与えると言う実験でした。

その結果すべての子ども(赤ん坊)は3ヶ月以内に死亡したと言う記録が残っています。

 

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これは子どもたちにとって必要なのは栄養もさることながら人の「ぬくもり」であることが見えて来ます。

「子ども食堂」が持つもう一つの意味、人の手が生み出した食事」を提供してもらうことにより地域の子どもの健全育成の重要性が補えていることが見えて来ます。

ぬくもりは子どもだけではなく

少し想像してもらえば分かると思いますが、「ぬくもり」が必要なのは子どもだけではありません。

年老いて身体が弱って行く高齢者も同じです。

 

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「まだ畑に出られるからいい」と頑張っていても、身体のあちこちが痛んだり、誰とも口を利かない日が増えれば心も塞ぎ勝ちになります。

そんな高齢者の孤独を解消する一つの手段が「子ども食堂(地方版)」なのではないかと思います。

都心部と地方で連携することでその可能性は広がる

上記した通り、都心部は農作物を直接寄付してもらえる環境は少ないので金銭的寄付で賄われています。

地方は逆に農作物の現物で提供してもらう方がみなさん気軽に参加してくれることでしょう。

その双方の利点を活かして双方がより活性化して元気な運営が出来るようになるのは言うまでもありません。

地方と都心分を行き来する配送業の方と組んで上手に農作物やコストのやり取りが出来れば孤独な高齢者や孤独な子どもが少ない日本にして行けるのではないでしょうか?

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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