ふるさとRe:Boot研究所

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テストマーケティングと限定販売

約3分
テストマーケティングと限定販売
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限定販売

地域活性化事業で新しい特産品などを作る際によく話題になる限定販売と言う言葉ですがこの限定販売と言う言葉はどういう理由で行われるのでしょうか?

 

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大抵過剰在庫に困る商品開発と言うものは大抵この限定販売と言うマーケティングをしたことがない商品に多いです。なぜなら限定販売と言うのはあくまでもテストマーケティングを言い換えた言葉に過ぎません。

テストマーケティング

その製品がどれぐらい魅力がありどれぐらいマーケットから受け入れられるかと言うのを試すにあたりお客様から見て「テストマーケティング」と言う言葉だと果たしてそれが良いものか悪いものなのかわかりません。しかし限定販売と言う言葉を使うことによりその商品のプレミアム感が増し高級感が増しそして手に入らないかもしれないと言う限定感がさらに購買者の意欲をかき立てます

話題性を作るためにも

そうすることによって話題性をさらい、さらにはより多くの購入者を増やすべく限定販売の個数を後から増量するなどと言うマーケティングは実は普通に存在するものなのです。

実際に限定販売してみた

私もかつてとある地域の商品開発に携わったことがあります。もちろん定番商品を視野に入れての開発だったのですが1番最初どれぐらい市場で受け入れてもらえるか?と思い限定販売にしたことがありました。

 

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結果的に当社の販売予定だった限定90個はわずか15分で売り切れてしまいそれを発端に新聞社やラジオ局などの取材が相次ぎました

これはマーケティングリサーチを兼ねた限定販売であると同時にメディアから注目されるために話題性を作るための限定販売であったと言えるでしょう。

結果としてその製品はいまだに販売を続けられ、かれこれ10年位のロングセラーになっています。ちなみに今では売れる時で1日200個ぐらい販売するようですが毎日の規模から考えると1ヵ月当たりの売り上げはかなりのものになると思われます。

限定販売を作る目安

限定販売をするにあたって1つの目安になることは、たとえ限定販売であっても製造原価に追われることがないということが肝心です。小ロットで生産する以上製造原価は安い事はありません。それでも赤字が出ない商品開発を行えば仮に将来販売個数が減ったとしてもロングテール販売の対策をすることが可能です。

 

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キャノンの法則のように毎年新製品を作り最も売り上げの良かった3割を翌年に製品として残し他の製品を全て翌年廃盤にするといったマーケティングを繰り返すとしてもこの限定販売を使ったテストマーケティングを繰り返すことによってその成功率は格段に上がると思われます。

限定販売を使ったテストマーケティングを行い故郷の定番商品のラインナップを増やしてみませんか?

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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