ふるさとRe:Boot研究所

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伝統行事を復活させるポイント

約3分
伝統行事を復活させるポイント

 

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「彼らはきっと来る」

フィールドオブドリームスと言う映画をご存知でしょうか?ケビンコスナーが主演したゴースト映画です。ゴーストとは言っても決して怖いホラーものではなくむしろ心温まるどこか懐かしい映画です。

 

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農地の一部をグランドに作り替えたら「彼らが来る」と謎の声に言われてそれを実行した主人公はそのグランドに往年の大リーグの名スタープレイヤーのスピリッツが降り立つ光景を見る。そのグランドを作るまでの主人公の周囲との葛藤や家族の人間模様などを織りなした映画になっています。(最後はファミリー映画になっていますが各自ご覧下さい)

復活のきっかけ

この「誰かの声を聞く」と言うのはオカルトチックで単なる思い込みのように感じるかもしれません。(実際、何の根拠もありませんから)しかし伝統の復活なんて言うものはこんなものなのではないかと思います。

と言うのも過去に埋もれていた事象を掘り起こし、再び脚光を浴びさせるきっかけが大きな話題や大きなきっかけが原因となる可能性は低いからです。誰かの思い込み、誰かの妄想が原因であってもそのビジョンに夢を見いだして「再びその事象をこの目で見るのだ」と言う思い込みが復活のスタートラインになると思うのです。

話題を膨らませること

イベントは楽しむのが目的なのですが、そこにどのような話題やどのような夢を盛り込めるのか?がポイントになります。単に「誰かの夢」の現実化ではなく、歴史が織りなす過去の事象を含めた歴史的背景を含んだ「復活」こそが話題性や人気を集める一つの大きなポイントになっていると思います。

心の応援

近年クラウドファンディングのような資金の集め方が脚光を浴びる時代となりましたが、いわゆる金融機関対象の資金繰りではない「心の応援」が形となって資金を集める形に変化して来ていると言っても良いのではないかと思います。そこには単なる「やりますよ」だけではない、さまざまな想いや人間模様が織りなされるのは間違いなく、その一つ一つがストーリーになっていると言う事になりますね。

過去と未来の和解

映画フィールドオブドリームスのラストシーンでは父親と主人公がキャッチボールをするのですが、あのシーンは過去と現在が和解する光景を揶揄しています。イベントにおいて過去にあった事象を今に復活させる際にこの「過去と現在の和解」の要素を折り込む事がより多くの人たちの感動を呼び起こす事になるのかもしれません。

伝統行事はさまざまなヒントが含まれている事が見えて来ますでしょうか?

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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