ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

船を使ったイベント

約4分
船を使ったイベント
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衝撃を受けた光景

この光景を見たのはもう10年以上前のことですとても衝撃的な光景だったので今でも鮮明に覚えています。江ノ島で見た光景でした。艀に船を止めて取れたばかりの魚を漁師が販売していたのです。その船の周りに人だかりができていてその売れ行きはかなり良かったように思います。

土産物屋に勝つ漁船

なぜその光景が衝撃だったかと言うとその端家の先には江ノ島があり江ノ島の中には魚を干物などにして販売している土産物屋がいくつもあったからです。

船で魚を得ることが衝撃的なのかと言えば江ノ島の島の中にある土産物屋と距離が離れている場所で船を止めて販売しているわけです。島に入る人はその船を見ながら島に入ってきます。想像してみて欲しいのですが島の中の土産物屋で売っている干物と、船を艀につけてとれたての魚を売っている漁師ではどちらも新鮮な魚を売っているように見えますか?

新鮮な「イメージ」

当然ですが船をつけて取れたばかりの魚を売っている漁師の方が新鮮な魚を売っているように見えます

また島に渡るための橋のたもとの艀で販売しているので土産物買いそびれた人も帰り道に購入することができます。

もちろん行きがけにその船をチェックしておいて帰りがけに買って帰る人もいることでしょう。対して干物販売してる土産物屋はもちろん飲み食いはできても観光地であるがゆえに「売っているものは高いのではないか?」「どこでも手に入るものではないか?」と言う懸念があります。

店舗の固定費が「ない」

これらを考えるとただでさえ店舗と言う固定費がかからない漁船を使った新鮮な魚の販売はどれぐらい効果的であるかは容易に想像がつくことと思います。(経営者なら簡単に想像できると思いますが販売のための店舗と言う固定費が存在しないと言う事はとても有利なことがあるということがわかると思います)

 

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現在は法規制の関係でおそらく漁船での販売は難しくなって来てると思いますが、企画を考える際の一つのアイディアとしてご理解頂けたらと思います。

 

 

アイドルの戦略

ここ数年瀬戸内海の港を使って船を利用して劇場としたアイドルグループが誕生しました。そのアイドルグループは日本各地に劇場を持ちその地域事で活動しています。その中の1つが瀬戸内海の港を使って移動できる船の劇場を所有し様々な県を移動しながらライブを行っていこうと言うコンセプトのもとに発足しました。(2018年現在まだ実現されていません)

 

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この上も漁船を使った魚の販売と同じで劇場と言う固定費がありません。さらにいくつかの都道府県をまたいで活動するために1つの地域に束縛された活動ではなく複数の県をまたいだ活動が可能になります。当然ですがCDも販売されますし地域をあげて応援と言う活動を通して地元も活性化されます。彼女たちの活動に憧れてファンになる小中学生も多いことでしょう。そういった活動を固定費を少なく運営すると言う事はとても難しいことです。しかし視点を変え船を劇場にすることによって固定費を少なくし同時により広い地域にファンを生み出すための運営が可能となります。

今後様々に使われていた廃船が増えてきます。それらを上手に活用して様々なビジネスに応用を考えるといいと思います。

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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