ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

地域を元気にするのは少人数からがいい

約3分
地域を元気にするのは少人数からがいい
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予算と人は多いほど良い?

地域を活性化するのに何かイベントを始めることとして最初に相談を受ける事はどれぐらいの予算が必要かということです。しかし予算と同時に検討するべき内容はその運営をする人数です。意外と思われるかもしれませんが大きな予算は監査も含めて沢山の手続きが必要になります。

 

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やはり運営をする側の人としては人数も予算も多いに越した事はないと考えるのが通常です。しかし実際は人数も予算も少ない方が良いと言わざるを得ません。これを聞くと通常のコンサルタントはそんなはずがないと答えます。しかしそれは都道府県や市町村から予算がもらえる特別な場合に限られています。

意外なこと?

なぜ少ない人数と少ない予算の方が運営がしやすいのかと言えば、意見を統一させることがとても簡単です。しかもその分野のスペシャリストに責任を持ってもらう形をとるので最低限本当に重要なメンバーしか運営に加わりません。さらに予算が少ないメリットはランティアスタッフを集めやすいと言う事と少ない予算であれば毎年の恒例行事にした際にも負担が少ないと言うことです。

小回りの利く組織は強い

そして少ない人数で小さくコンパクトな運営を行うと言う事は自らが大きなイベントを仕掛けることができません。そのため大きな組織がやっているイベントに参加と言う形で乗ることしかできません。これは一見不利な内容に見えるかもしれませんが実は運営の大きな柱となるコアの部分を他の大きな組織に任せることにより自分たちの負担を大きく軽減します。またさらにコアの大きな組織が自分たちの方針と意見が合わない場合にも簡単に「降りる」と言う選択ができるわけです。

自前の広報

同時に広報を伴ったプレスリリースの発行も自分のコンテンツだけで済みます。大きなイベントを大きな組織で運営するとどの参加者についてプレスリリースを流せばいいか分からなくなりますし、どこか1つの参加者のプレスリリースだけを書いてしまうと他の参加者から不満が出ます。それを補うためにも小さな組織で自分たちの広報は自分たちで責任を負うと言う形を取ることにより自分たちのイベントの部分に関しては完全に責任を負うことが可能になります。

小さな組織で大きな結果を生み出す醍醐味

それゆえに少ない人数と小さな予算と言うのは実はハンディキャップではないことが見えてきます。小さくても機動力のあるパワーのある運営を心がけることが今後の未来を作っていく上で大きなヒントになると思います。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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