ふるさとRe:Boot研究所

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植樹のイベント

約3分
植樹のイベント
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桜の寿命

日本と言えば桜の花のイメージが強い方も多いかと思います。入学式、卒業式シーズン、栄転、引越などのイメージと重なる人も多いかと思います。ところで、近年桜の花が一斉に枯れるのではないかと言う心配が懸念されていることはご存知でしょうか?と言うのも現在、桜の花で知名度が高いエリアの桜の木は戦前から戦後に植樹されたソメイヨシノが多いと言われています。このソメイヨシノの寿命がおおよそ60年と言われていて、今まさに咲き誇ソメイヨシノはすでに寿命を過ぎてしまっているのではないかと言われているのです。

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これらを考えると桜の花で観光客誘致を行なっている地域はすでに植え替えの植樹の時期は過ぎてしまっていて、あとは枯れて行くのを見守るしかない時期であると言うことになってしまいます。このソメイヨシノ60年寿命説に異を唱える人もあるようですが、鎌倉の鶴岡八幡宮にあった巨大なイチョウの木がある日突然ポッキリと折れてしまった例から見るように寿命が来た木はいつ折れても解らない状況であるのには変わりはないようです。(現在鶴岡八幡宮では古木の再生と新しいイチョウの植樹の二本立てでイチョウの復活を目標としています)

記憶に残る花「桜」

さて、ソメイヨシノが植樹された時代に目を移すと戦争や人口増に伴う学校の開校など記念行事に合わせて植樹されたことが多く、桜の木を見るとその記念イベントを思い出すと言った高齢者の方も多いようです。実際歴史的に桜の花が美しかったことと現在植樹された桜の花が同一の木である可能性は低いのですがやはり日本人の心に残る桜のイメージがその歴史的イベントと重なり心に響いてくるのではないでしょうか?

環境破壊だけではない「伐採」

このソメイヨシノの寿命60年説もあって桜の巨木があちこちで伐採される話が後をたたず、桜の花が好きな日本人にあっては反対運動も起こりかねないと言う話も耳にしました。しかし上記の鎌倉市の鶴岡八幡宮にあったイチョウの木の例のようにいつ折れるか解らない木であるなら樹木のお医者さんに調査を依頼し必要な対策を施す必要があるのは明白でしょう。

植樹の機会を増やしましょう

近年のイベントはかつてのような植樹が減りつつあります。しかし本来なら緑化が必要とされる都会ほど植樹のイベントを増やす必要性を感じませんか?またそれに伴い日本中の樹木の寿命や本数の確認など必要な保護活動も大切です。今後はそう言った調査に基づく植樹のイベントを増やして行く必要があると言えるのではないでしょうか?

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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