ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

シャッター街を大学生に活性化させること

約3分
シャッター街を大学生に活性化させること

まちおこしの授業

近年増えているパターンの地域活性化の活動ですね。福岡県あたりだと大学の授業の内容ごとに集まって地域活性の実際の事例を発表しあったりしていると聞きました。

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福岡県は人口的に見ると九州では恵まれている方なので、あくまでも授業の一環になると思いますが他のエリアは少しハードルが高いかもしれませんね。と言うのも大学生に丸投げできるのはある程度経済的なゆとりや精神的余裕があるという背景があるからです。人口は減少、地域は斜陽、税収も減り地方交付税交付金も減少している地域には失敗は許されません。しかも前世代の箱物行政の後片付けと称する維持費や、民間払い下げを考慮すると絶対的に成功してもらうしかないのです。

実店舗より通販に向う二代目たち

日本中に大型スーパーが乱立するようになり地元の商店や小売業は軒並み潰れたと言われて久しいですが、若手の起用に成功した企業などは逆にネットショップなどに出店を行い大型スーパーから仕入れをもし込まれたりするケースも出てきています。そのため今では逆に大型スーパーが撤退を余儀なくされるケースもあちこちで見られていると言う話も耳にします。

天候に弱い実店舗

大型スーパーであれば雨天にも強く自由度の高いイベントが組めますが商店街だとアーケードとかがないと雨天と聞いただけでお客様の数が激減するリスクもあり、大掛かりな準備を伴うイベントは組みにくい傾向があります。しかしそれを行わなければさらに衰退するというさらに大きなリスクがあり常に地方を悩ませる大きな問題の一つとなっています。

あくまでも授業であると言うこと

ただし今回の話のように大学生であれば授業の一環ですしあくまでもプロジェクトやイベントの一部として機能させることでリスクは軽減できますし、むしろ祭りの賑やかしの一環にでもなれば話題性が増すことになるでしょう。授業なのでプロジェクト推進のコンサルフィーなどにコストはかかりませんので地元も比較的安心して組めることになるのではないでしょうか?

多様化するまちおこし産学協同

しかしあちこちで同じ取り組みが進むとやはりそのハードルは高くなると言わざるおえません。地域を挙げて応援するのであれば東京の都心に集まる有名大学の方がマーケティングになりますし地元の大学も新入学生が減り統廃合のリスクを抱えている以上、長い付き合いを想定したプロジェクトの提案は難しいかもしれません。なので今後は単なるビジネス系の大学だけではなく、農業系の大学や外語系の大学などとの連携を図り告知の多言語化や新商品の開発を任せるなどの提案も必要になってくるものと思われます。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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