ふるさとRe:Boot研究所

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富士山山頂のポストってご存知でしたか?

約3分
富士山山頂のポストってご存知でしたか?

日本最高地にあるポスト

富士山山頂の3,712mにポストがあるってご存知でしたか?当たり前ですが富士山の山頂まで登山した人が利用するポストです。もちろん郵便局の指定のポストです。

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ところで今時、絵はがきと言うお土産は見かけるでしょうか?かなり少なくなって来ていると思いませんか?なにしろスマホは一人一台の時代、しかもそのほぼ全てにカメラが搭載されています。撮影禁止のもの以外は誰でもステキな画像を撮影して写メやLINEで家族や友達に送ることが出来るのです。絵はがきの需要が激増するとは思えない状況です。

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しかし先ほどの富士山山頂でのポストの前に富士山のキレイな絵はがきが売っていたらどうなると思いますか?日本中のあちこちでその必要性が失われつつある絵はがきが富士山山頂のポストではその必要性が存在すると言うことなのです。

「なんか良いよね」から始まる可能性

これは一つの嗜好として富士山の山頂からあえて家族や友人に絵ハガキを送りたいと言う気持ちを対象としたマーケットですね。必要性が必須とは言えませんが「なんか良いよね」と言うレベルでもライバルがいなければ大きなニーズが見込める可能性があります。

砂漠の水と仕組は同じ

同じようなケースで必須のアイテムを販売する形は「砂漠で水を売る」と言うことを指します。真夏の海岸でアイスを販売するのも同じです。特に小さいお子さんをお持ちの親御さんが「ままアイス買って〜」と言っても普段なら「我慢しなさい」と断りますが、真夏の海では熱中症を引き起こしかねません。となれば当然いつもより買ってあげる確率は上がります。その為多少割高でも売れてしまう。いわゆる海の家ビジネスの原点です。また、子供さんが美味しそうに「アイス」を食べていればお父さんとしてはビールを飲みたいと思うのは当然です。多少割高であっても子供にはアイス、お父さんにはビールが売れてしまうと言うことです。

 

巡る流行の中で

20世紀の頃は国宝級のお城の前でカメラを貸し出す仕事がありました。それが携帯使い捨てカメラ「写るんです」の登場で消え去りました。そして今はスマホの登場で「写るんです」も消え去りました。(と書いていたら実は最近その人気が復活して一日で現像出来るお店もわずかながら復活して来ていると聞きました。いわゆるリバイバルブームなのでしょう)

このように時代によって淘汰されるものも、形や場所によってはその荒波を乗り越えて生き残れる可能性があると言うことなのです。

富士山の山頂ポストと同じようなポスト、探してみませんか?

 

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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