ふるさとRe:Boot研究所

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天然氷を作る

約3分
天然氷を作る
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昔の氷やを真似る

氷なんて冷蔵庫で作れば数時間で作れるものだという方は多いと思います。しかしここではそれを自然環境で作り、夏まで保存し夏に掘り起こしてかき氷にしたりお酒を飲むのに使ってみませんか?という提案をしたいと思います。

冷凍技術が開発されたのはここ100年程度の間のことであり、それ以前は冬場の1月頃にできた天然氷を氷室「ひむろ」(ひょうしつ)で保存し6月の30日に取り出して食べるという神事があったことが記録されています。そのため氷室神社という神社が祀られるほどの貴重で重要な祭礼が「氷」だったことがわかります。

金沢市では途絶えながらも復活を果たし今でも神事同様の氷の祭りが行われています。現代では氷室を冷蔵庫代わりとして秋の収穫物を保存する実験などが北海道で行われています。

天然氷でまちおこし?

栃木県の日光は天然氷でまちおこしをしていると言っても過言ではないほど天然氷が盛んです。ひとくちに天然氷と言っても普通の氷とどう違うのか?疑問に思う方も多いと思います。まず天然氷は曇りがない。(無いに等しい)もちろん氷のグレードに影響があるので透明度が高い氷が重用されます。そして硬さ。これもとても質に影響します。その上一番に切り出された氷と二番目、三番目に切り出された氷では質が異なるというのです。そう言った「超プロフェッショナル」な仕事のため日本では6軒しか残っていないと聞きました。

 

素人だから出来ること?出来ないこと?

もちろん素人が見よう見まねで作ったところで質は知れてますし、失敗したら夏には消えているわけですから精神的なダメージも大きい可能性があります。しかし今後廃線になったトンネルや洞窟を使ったワインセラーなどの二次利用的な活用が必要となる時代、合わせて「氷室」を作ってみるのも面白いと思います。運良く夏まで残っていたとして使い道はかき氷や水割りなどいろいろとあります。上記の神事などは単に雪の塊を食べるという、元祖かき氷のような食べ方をしています。(雪饅頭とか呼んでいてまるで「雪見だいふく」のようですがおそらく甘味は入っていない可能性が高いと思います)

失敗だから楽しい

21世紀は素人の失敗が面白がられる時代と言われています。YouTubeなども「やってみた」企画のうち「失敗」はかなりの好評を博すと言われています。そのため躊躇なく失敗を晒せる人に人気が集まるのです。氷を使った失敗なんてその際たる例として喜ばれる可能性が高いチャレンジになると思います。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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