ふるさとRe:Boot研究所

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お参り代行

約3分
お参り代行
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バレンタインデーには恋のお参り

今年のバレンタインデーはいかがでしたでしょうか?ここ数年、恋愛成就の神社の出張参拝所などが話題になっています。チョコレートなどを販売する百貨店などが店内に願い事を受付ける神社を祀り、お客様がチョコレートを御求めになる際にその願い事カードを1枚(場合によっては複数枚)を受け取り、その場で書き込んで願掛けを行なうと言うものです。

こういったイベントは工夫することにより1年を通して行なうチャンスがあります。例えば1月〜2月、3月あたりなら合格祈願やバレンタインデー祈願、ホワイトデー祈願、桃の節句祈願などが出来ますね。5月には端午の節句祈願、7月には七夕祈願と言った具合です。

歴史あるお参り代行

お参り代行と言うと「不謹慎」とか思われるかもしれませんが、元々日本には山岳信仰と言う物があり山頂に奥宮(寺院の場合は奥の院)があり本宮とか本院とか言われたりしておりました。しかしそれでは誰でも参拝は出来るものではないと言うことでもっと山を下りた場所に下宮や別院などと言われる参拝所を建立し一般民人の参拝を受付けることを可能にしておりました。

その代表格「お伊勢講」

またお伊勢講に代表されるように昔から地域を代表して数名が自分の住むエリアの数十名、数百名分のお参りをすると言う「お参り代行」が存在していました。呼び名が「〜講」と言う名前であっただけで「代理詣」は認められた参拝であったのです。今では講のような形をとらなくても自分たちで参拝出来る時代になったため「お参り代行」はあまり意味をなさなくなったように見えるかもしれません。しかしそこに鳥居があれば手を合わせてしまうのが日本人の心、そこに御参り出来る環境を作れば自ずと人々の祈りが集まってくることは御解りになると思います。

どこでやってもいい出張詣

だとしたらこれはやらない手はありません。地域の神社や駅、バスターミナルなど人が集まる所であればどこでも可能です。しかも年齢も子供からお年寄りまで誰でもお参りが可能にしてあるだけで話題になります。地元の商店会なども相乗りしてくれるならちょっとしたスタンプラリーも可能です。バリエーションが広がりますね。どこの寺社に御願いするかは地域次第ですが、日曜などの特定な日にちを決めて正式参拝の形式で出張してもらえればその格式は何段も上がることになるでしょう。

この考え方は単に地域だけではなく、企業とかが「商売繁盛」のお出張祭事を御願いする際に地元を方たちを招き、自由に参拝出来る機会を作ることで地元と企業の繋がりを深めることが可能になります。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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