ふるさとRe:Boot研究所

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観光ガイドマップを電子書籍で出版する

約3分
観光ガイドマップを電子書籍で出版する

Kindle出版

近年ではAmazonのKindleに代表されるように電子書籍の出版が簡単な時代になりました。極端な話小説から写真集まで電子書籍で出版ができるわけです。これを生かして地元に様々な観光誘致を考えてみるという提案をしたいと思います。

ご存知の通り、電子書籍の出版はAmazonを利用すると比較的簡単でローコストな作成が可能です。書店に並ぶ旅行書のレベルであれば数ヶ月で書き上げることもできるでしょう。それは同様に観光ガイドである「るるぶ」のような内容であっても同じです。これは何を意味しているのかといえば地方が自分たちの手で自分たちのガイドブックが作れるということを意味します。そのため編集や登録も簡単にできますし改定も簡単です。

電子書籍で観光ガイドを出版する

なぜ電子書籍で観光ガイドを出版するといいのか?といいのかを説明すると、まず書籍にすると在庫を抱えなければなりません。そのためにかかるコストは最低でも1,000冊とも3,000冊とも言われています。もちろん地元民で買い上げる前提で印刷するのもいいですが在庫が残った場合はその処分にもコストがかかります。また大手の書店取次店を経由しないと巷の書店には並びませんからそれだけでも大きな負担が強いられると思っていいでしょう。

 

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次に外国人観光客を誘致するにあたり自分たちの観光ガイドを多言語化するとします。各言語化してその書籍を言語ごとに管理し売れ行きに合わせて在庫から出荷します。在庫管理も必要ですしあまり有名じゃない言語は書店が取り継ぎすらしてくれません。外国の書店取次店に送るのにも膨大なコストがかかります。

 

 

翻訳コストに在庫コスト

また各言語に翻訳するコストもバカになりません。それらを総合して考えた時多言語化された観光ガイドを在庫を持ってまで出すことはあまり良い考えではないことがわかると思います。また大都市圏の有数の観光地であれば放っておいても出版社がガイドマップを発売しますが、人口数百人程度のエリアで観光ガイドマップを大手出版社に発売してもらおうというのは無理があると思いませんか?しかし電子書籍であれば発行部数は関係ありません。また地元民で自由に編集もでき、何ヶ国語対応かも自分たちで決めることができます、

 

スマホさえあれば現地でダウンロードも可能

さらに電子書籍であれば在庫0、在庫管理コスト0、システム使用料くらいのものです。またスマホやタブレットで見ることができるのでスマホかタブレット片手に訪れる外国人にとってはこんなに便利なことはありません。また突然の予定変更などにも電子書籍を購入してくれればすぐに明日の予定が変更できるなどの便利さもあります。こんな簡単な方法になぜ税金を投入しないのでしょう?

自分たちの観光ガイドマップを電子書籍で発売してみませんか?

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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