ふるさとRe:Boot研究所

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タダで観光客にゴミ拾いをしてもらう方法

約3分
タダで観光客にゴミ拾いをしてもらう方法

確かにタダではあるけれど

こう言うゲスなネタはあまりおススメ出来ませんが、人がいないエリア住民が少ないエリアでは効果的な方法なので一応紹介しておきます。

限界集落近くの農村では通常、農作物は沢山あるけど人はいない、特に若者はほとんどいないと言うケースが多く見受けられます。中高年までは割と人口比率的にはいるけれど、そもそもゴミ拾いに1年のうち1ヶ月とか時間をかける余裕がない場合、誰かにゴミ拾いをしてもらわなければなりません。かといってお金を出すにも税収を含めてお金がないとなれば環境を保護するのは致命的に難しくなって来ます。

ゴミ拾い大会

そこでなにをするかと言えばまず、余った農作物で食糧を作れる環境を作ります。そしてゴミの重さを量れる重量計を用意します。出来れば民泊の用意とかもあるとなおいいですね。そして予算は広報に絞って「ゴミ拾いにきてくれた人には一泊二日の民泊提供します!!食事3食付き」とやるわけです。

 

景品は?、、、、お米?

もし余っている野菜とかあれば拾ったゴミの重さ比べで上位何名かにプレゼントしてもいいし、お米なんかだとむしろ喜んでもらえる可能性すらあります。広報はターミナル駅などに貼るのもいいしネット社会ですからSNSを駆使して地域民全体で行なえばかなりの拡散能力でしょう。

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中継も忘れずに

ゴミ拾い風景を中継し、イベントとしての面白さをテレビのように広報出来れば次回以降の参加者へのPRにもなりますから可能性は大きく広がります。特に外国人が多いエリアから(手伝って下さい)と人を集められればイベントやパーティー好きの外国人は喜んで参加してくれるでしょう。

 

お祭りシーズンとの連携

こういった試みはやはり多くの人との関わりが必要になるのでお祭りシーズンの前後にセットするといいでしょう。後夜祭のように後片付けまで楽しめたらまるで地域住民のようにもなりますし、将来のIターンUターンの候補者を集めるきっかけにも出来ます。祭りの後片付けの手間が少なくなり、地元への負担が軽くなるのであればやらないと言う選択はありません。

 

移住までを想定したおもてなし

ここまでのお話を見てお解りになった方も多いかと思いますが、限られた予算の中で複数の計画を盛り込んで、様々な使い回しの効くプランを作る必要があるわけです。単に観光客が集まりました、地元で沢山お金を落としてくれました、で終わりと言うわけではいけません。そこからリピートのための対策を作り、ファンが増える仕組を組み込んで地元のために役に立つイベントを盛り込むとなると簡単な仕組では追われません。またメディアに対する広報などのシステムも簡略化した効果的なプロセスが必要になります。

地域の問題、外部の人に手伝ってもらってみるのはいかがでしょう?

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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