ふるさとRe:Boot研究所

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地域を越えた連携

約3分
地域を越えた連携

県内を縦横無尽に

近年、同一県内でエリアをまたいだイベント参加が流行って来ているようですね。例えば神奈川県なら湘南のフリーマーケットに横浜の農家さんが参加するような形です。以前から大なり小なりあったことですが、近年は開発された製品を持ち込んで販売を行なう形が増えて来ています。自分たちがアウェイに乗り込むこともありますし行った先の地域の人たちが自分たちのホームのイベントに乗り込んだりしているようです。

様々に活躍する大学生

このところのケースだとその同一県内の行き来に付いて、単に生産者が行くだけではなく販売を大学生たちが手伝うと言うケースが出て来ています。そもそも生産の段階から大学との連携が増えていて、産学協同で製品開発などのオファーも増えていることから開発だけじゃなくて販売も協力して欲しいと生産会社から頼まれて大学生がPRを兼ねた販売に乗り出して来ていると言うことですね。

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地域を活性化するイベントはどの地域でもある程度は行なわれているわけですが、そのエリアごとが連携をとることでその効果がかけ算式に増えて行くことになります。

実際に見たケース

私が見たケースだと同一県内の西と中部で連携し、販売協力をしました。その結果、お茶と和菓子、入浴剤などを販売しその制服の代わりに和服か浴衣を着て女子大生が販売するスタイルをとりました。大学生なので浴衣や和服を着るのは喜んで着てくれてまるでコスプレ感覚であったのではないかと思います。

こういった試みは大学が、元々授業で地域や地元の活性化の授業があり、それに基づいてフィールドワークのような地元の商店街などと連携して行なわれています。その一環として地元での生産品や農作物を販売しているところから「せっかくだから自分たちと同じ大学生が開発した地元の新しい特産品を販売しよう」というかたちで運営されています。企画運営は基本的に大学生が自分たちで考え、どう言った製品をどのように売るかを考えます。試食の数や提供方法なども自分たちで考え、プレスリリースを含めた広報活動も行います。

授業でありビジネス、ビジネスであり授業

授業であり、実際のビジネスであり、若者の新しい取り組みであり地域を元気にするいい企画になる可能性を秘めていることがお解りになるでしょうか?こういった活動は農作物を作る農業高校や食品科のある高校などより低年齢化と地域密着型に進化して行くように思います。また同時に都道府県レベルでのこう言った活動に対しての予算が組まれるケースが増えて行くのではないかと考えています。

同一県内の地域間連携、考えてみませんか?

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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