ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

サザエさんを求める人たち

約3分
サザエさんを求める人たち

日曜夕方の顔

サザエさんと言えば日曜夕方の顔ですよね?最近メインのビッグスポンサーが降りるとか言う噂がありますから存続を危惧されている方も多いと思いますね。長期に渡って放送されて来た番組ですのでやはりここはなんとか「存続」して欲しいと思います。

ところでこのサザエさんを求める人の心って実は「ふるさとを欲する気持ち」と近いものがあります。言い方を変えればいつも戻れる場所がある感覚が良いとでも言いましょうか?変わって行く自分を変わらず受け入れてくれる環境がとても心地良いと言う言い方も出来るかもしれませんね。そんなことからか「ふるさとが好きになりたい」とか「自分の田舎が欲しい」と言う人も多いですね。

変わらないもの

さて、このサザエさんを求める気持ちは「わかり切っていても、そこに行く事やそれを見ることが自分の根本に返れるような安心感をいかに提供するか?」と言う言葉に尽きます。例えばおじいちゃんやおばあちゃんがいる方はおじいちゃんの作る「お餅」とかおばあちゃんの「漬物」のように、「いつも変わらないなにか?」をどこに生み出すか?と言うことを意味します。

報われる保証が無いからこそ

こう言った戦略はいつも功を奏するとは限りません。数限りなく試行錯誤が行ない、さまざまな経験からやっと生み出されるものだと思って頂いていいでしょう。少し想像してもらえれば解ると思いますがおばあちゃんの漬物は何世代にも渡って「美味しい」と言われた経験を積み重ねて作られたものではありませんか?そこにも無限の試行錯誤があったことが想像出来るともいます。

サザエさんのストーリーはあらためて紹介することではないくらい皆さんご存知だと思いますが、少し違ったポイントをお話ししたいと思います。それは登場人物のキャラクターが「失敗」や「トラブル」を笑いながら「公開」する所にあります。どう言うことかと言えば、そのエピソードから「人柄や人間関係」が見えてくる所がまるで「自分のことのように感じる」ところにあります。その過程がとても暖かく、人との繋がりを感じさせると言うことですね。

サザエさんと漬物の関係

これを上記の「漬物」に合わせると「見た目は不格好なのにとても美味しい」おばあちゃんが「ニコニコしながら」漬けている、おじいちゃんが採って来た大根が多少不格好でも、その味はとても美味しいなんてことが言えるのではないかと思います。その不格好な、人の足みたいな大根をおばあちゃんがニコニコしながら「孫の足みたいやなぁ」と漬ける光景は好感度が上がらないと言うことは無いでしょう?

定番を作るのは大変ですが大きな財産となります。ぜひ挑戦してみませんか?

スポンサーリンク

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


スポンサーリンク

スポンサーリンク