ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

懸賞論文

約3分
懸賞論文

 

ふるさと作文

地域で地元に対する論文を募集している地域は少ないと思います。ふるさとに対する想いや家族に対する想い、未来への夢や希望など学校を卒業したら瞬時に忘れてしまうほど地元の人たちが地元への想いを忘れている地域がほとんどではないかと思います。

質問力

かつて幕末の英雄の一人、吉田松陰が作った松下村塾は松陰の教えた時期が2年4ヶ月しかありません。しかしその卒業生の多くが明治政府を成立させるにあたり大役の数々を果たし日本の歴史に名だたる人たちとなっています。その短い期間で5〜6人の留学生を出し(当時は海外渡航はご法度。処刑もやむなしという状況)歴代の総理大臣を二人も輩出しています。この短い時間以外の間、塾生はどうやって勉強していたのかといえば「先輩が後輩に教える」というスタイルを持って教育を進めていたのです。それによって学びの伝統は先輩から後輩へと伝えられ次々と幕末の英雄が巣立っていったわけです。

あなたは何をするために生まれて来たのですか?

ところで張本人の吉田松陰はどうしていたのかといえば毎朝、塾生の前に現れて「あなたは何をするために生まれてきたのですか?」と聞いていただけだと言います。これを2年4ヶ月の間続けた結果、日本が変わるほどの機動力を持った塾生たちが育っていったのです。

 

スポンサーリンク

 

もしもふるさとを変えて、未来に輝かしい結果を残したいのであれば住民に同じことをすればいいと言うことがわかりますか?吉田松陰は一人一人の塾生にみんなの前で「あなたは何をするために生まれてきたのですか?」と聞いたのです。つまり自分の夢をみんなに語らせたのですね。それをみんなが聞くということはみんなの頭の中にその人の夢がインプットされるということです。自分の夢をみんなの頭が共有する。すると明治維新ができるほどの結果が生み出されるということなのです。

続けることの大切さ

でもただ「あなたは何をするために生まれてきたのですか?」と聞くだけではドロップアウトする人が大半でしょう。だからこそ懸賞論文にして定期的に地元への想いを書き出させるのです。それが出来れば半年後、1年後、もっと地元愛に溢れる住民が増えてくることが見えてきませんか?

うちの地元は予算さえあれば、、、、、
うちの地元はもっとテレビやラジオにさえ出れば、、、、
うちの地元は大きな会社が来れば、、、、、、、

様々な言い訳があると思います。しかしその根本的原因は地元民の地元に対する想いの欠落です。自分だけが良ければいい、自分の家族だけが良ければいい、その想いが地域を衰退させていることにどうか気付いて頂きたいと思います。それが将来の子供や孫へと受け継がれていくのです。

スポンサーリンク

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


スポンサーリンク

スポンサーリンク