有名な名言
これはかの有名なディールカーネーギーも引用している言葉です。確かナポレオンヒルかジョセフマーフィーも引用していたように記憶しています。その引用の中に「ワニだらけの沼地をワニ園にした」話があったと思います。ワニを見てワニ料理を食べるというちょっと??なテーマであってもその人気はかなりのものであったようですね。
コシヒカリの特産地
さて、今でこそ「新潟県魚沼産コシヒカリ」は一大ブランドですが、もともとコシヒカリが品種改良の末に生まれたのは「福井県」です。ですがどういうわけか新潟県のコシヒカリの方が知名度が上がってしまいました。理由はいうまでもなく「美味しいから」です。
サクランボの流出
山形には「佐藤錦」という有名なさくらんぼがありましたがその種をオーストラリア人留学生に持ち帰られたことからオーストラリアでの「佐藤錦」の生産が始まり世界でのさくらんぼマーケットを奪われつつあります。
果物のセキュリティ
上記の理由から福岡の「あまおう」などは県外への持ち出しは禁止され地元の農家さんしか購入できないシステムを導入されていますね。(とは言え近年、韓国へ密輸され韓国で「あまおう」を生産したけれど地質の違いなどからとても同じ品種とは思えない「ああおう」と呼べないような代物が出来上がったという噂もあります)
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話を戻すと、なぜ魚沼で「コシヒカリ」が生産されるようになったかというと土地がとても悪い場所だったからなのです。日照が少なく、水気が多く石がゴロゴロとある地質は何を作っても上手くいかないと言われる枯れた土地であったと言います。何も上手くできないから、これといって特産もなくて地元民は大変な時期を過ごされたと思います。ところがそこに品種改良を重ねて作られた福井産コシヒカリを植えた結果、なぜか気候と地質にピッタリと合ってしまったのですね。その結果本家福井県産よりも美味しくて人気のある「魚沼産コシヒカリ」が生まれる経緯に至ったということです。
大豆の生産
私も現在、とある地方で大豆の生産を試しています。その地域には有名な大豆があるのですが上手く品種改良が成されれば美味しさはそのままでもっと多収型の大豆が生産できるようになると思います。問題は気候と地質がその大豆に合うかどうか?だけですね。
これらの一連の話をご覧になってお分かりになったでしょうか?「レモンをもらったらレモネードを作れ」は単なる自己啓発の言葉ではありません。故郷を元気にするスーパーキーワードです。
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