とある地方大都市での話
これは実際にあったお話です。とある大きな地方都市のJR駅前に大きな「オーロラビジョン」が設置されていました。地元企業がもっているのですが時折CMが流れる程度であまり効果的な活用をされていたようには見えませんでした。あるとき私のコンサルしてた企業に「あのオーロラビジョンを地域おこしに使わせてもらえませんか?」と聞くと二つ返事で「いいですよ」と言われたことがありました。その際にスタッフとの打ち合わせをしてコンテンツを考えていると色々な意見が出てきました。本当によく耳にする「CMを作って流そう」とか「MVを作って流そう」とか「ふるさとの子供達やおじいちゃんおばあちゃんの笑顔を流そう」などと言うのがありました。どれも素晴らしい企画ですし実現すれば楽しそうな話です。
せっかく使えるのであれば
私はここであえて異論を唱えたいと思っていました。というのもそれらの企画はどれも「誰かがやっている」企画だからです。決して悪いことではありません。ただ目新しさという点においては「すでにあるもの」の確率が高いということになりますね。いいものであればあるほど目新しさの欠如から「ウケない」のは屈辱的に「悲しい」ことであると思うのです。
祭りのパブリックビューイング
ではそこで何を行うかといえば「祭りのパブリックビューイング」です。これにはとても大変な準備とリソースが必要になりますが、地方の大都市のJR駅前でほぼ無料でPR出来るのであればパブリックビューイングを行うくらいのことはしてもいいと思うのです。もちろんいい映像が撮れなければ意味はありませんしライブ映像である以上、その動画が放送事故にならないとも限りません。なのでそれを覚悟した上でのことであるとご理解ください。
普通はスポーツ観戦などだけど
パブリックビューイングには「スポーツ観戦」や「音楽ライブ映像配信」などがあります。パブリックというくらいですからスポンサーも付きます。また同時にコメンタリーも入ったりしますから上手なキャスティングが出来れば大きな視聴者数を手に入れることが可能です。芸能人や有名人、ギャラの心配もありますが地元出身で「ふるさとを元気にしたい」というお願いを無下に断る人は少ないはずです。視聴率もあがるし地元愛をPRしたい芸能人や有名人と組めれば大きな効果になりますね。同時にインスタライブやfacebookライブ、ツイキャスなどに転用も可能です。またYouTubeにアップして字幕をつければそれだけで十分な外国人観光客向けのCMに転用も可能です。
地元PRにパブリックビューイングをしてみませんか?
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