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グローバル化の実験

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グローバル化の実験

グローバルタクシー

山口県宇部市でグローバルランゲージのタクシーが実験走行を始めたそうですね。期日は3月24日までだそうですが、タクシーがグローバルランゲージ化するというのは面白い試みだと思います。今の日本におけるインバウンドの外国人観光客の集客や接客は言語が壁と言われています。言語的な対応を生み出すにはコストも人材もたくさんのリソースが必要ですので首都圏や大きな都市以外はどうにも対応が後手後手にまわりがちです。

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これをタクシーとかいわゆる交通機関や宿泊施設など直接観光地ではないにせよ確実に観光との関係性が存在している業務に盛り込むことで情報源を複数化しよりグローバルな集客接客につなげるという選択はとてもいい試みであると言えると思います。

大学受験の優位性

日本の場合、大学受験はグローバルランゲージで受験できるケースが多々あります。例えばフランス語やスペイン語、中国語、などで受験を行うということですね。実はここに大きなヒントがあります。このグローバルランゲージでの受験の合格率は英語より「高い」と言われているのです。英語で受験するよりも「有利」なんですね。ということは帰国子女で英語圏以外からの入学は「とても有利」ということになります。実際私の知り合いは小学校から高校卒業までをメキシコで過ごした人がいますが、国立大の受験は「そんなに難しくなかった」と言っています。

カナダの政策

話を戻しますとこのグローバルタクシーの実験は言い換えれば様々な業務において「マルチリンガルな」担当を置いてみる実験としてとても大きな可能性を秘めていると思ってもらっていいでしょう。ダメでも実験なので期間が過ぎれば終わりますし好評であれば続ければいい。その間に収益性が上がる方法を考えればいいということになりますね。現在施行されている人件費に関する助成金や補助金に上乗せする形でこう言った実験を重ねてより効率的な集客につなげていくことで外国人観光客の集客がしやすい環境が作り出せると言えるでしょう。

英語教育の必要性

また学校も上記の受験のケースであげた通り英語以外の言語の習得も広く行うべきであると思われます。なぜならいくつかの企業が会社内言語を「英語に統一」してみた結果の弊害は全くと言っていいほど聞こえてきません。もちろん当初は「英語ができない社員は出世できない」ことを差別視する意見もありましたが現在では全く関係がありません。だとしたら高校よりは中学、中学よりは小学校から英語やそれ以外の言語の習得を始めた方が有利なのは言うまでもないと思いませんか?

地域おこしに外国語は必須です。実験という意味においても色々なシーンに取り込んでみることをお勧めします。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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