ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

地域おこしに顔出しは必須

約3分
地域おこしに顔出しは必須

顔の見えるお付き合い

これは地域おこしに限らずマーケティングの基本です。顔を見せたマーケティングと顔を出さないマーケティングでは顔を出した方が圧倒的に有利です。これは言うまでもなく「生産さの顔が見える農作物」とそういった情報が一切ないマーケティングでは明らかに「顔出し」した生産者の農作物の方が売れたというデータに基づいて業界では常識化されています。中には看板に似顔絵や顔写真を使うケースなどもあり、1億総タレント化計画と言ってもいいほどマーケティングと顔出しは関係があります。

必勝チラシと言われたチラシも

しかしここでは異論のケースをあげておきましょう。これは実際に地方で起こったことです。ある工務店のオヤジさんが「顔出しは売り上げが上がる」と聞いたのでそれを元に新聞チラシを作りました。第三者の意見は聞かずにそのまま新聞のチラシに使ったのですが10万枚配っても一件も問い合わせがなかったのです。チラシのレイアウトは様々なチラシデザインの成功ケースを元に作っているのでぬかりはありません。いわゆる「必ず結果のでる」と言われているデザインでの出稿でした。

顔が恐い?

理由を問われて分からなかったオヤジさんはある経営コンサルタントを訪ねました。答えはひとつ。「顔が怖い」失礼ながら工務店のオヤジさんは若いころヤンチャだったために未だに銀縁眼鏡のが前傾する(若い人にはわからないかもしれません。笑)形の眼鏡をかけて頭は丸坊主、笑顔も見せずにチラシにご登場されていたのです。一見して「怖い」印象しか受けない画像は当然メモ帳かゴミ箱に直行し問い合わせなど来る理由もありません。

怖いお店には行きたくない

これって当たり前のことを当たり前に考えれば自然と感じることだと思うのです。言い換えれば誰の意見も聞かなかったことが結果として問い合わせの一件もないチラシとなってしまったわけです。

ではどうしたたらいい?

ではどうしても顔が怖いという人はどうしたらいいのでしょう?女性なら髪型を変えて明るいイメージにするなどいろんな方法を考えればいいと思いますが、中には「どうしても顔を出したくない」という人もいます。その対策は「似顔絵」にするのです。周りに似顔絵が上手な人がいたらお願いしてもいいと思いますし、いなければ最低500円から様々なお願いが出来る「ココナラ」などで外注してもいいでしょう。ここで注意して欲しいのはアメブロとかで無料で使える「アバター」は使わないことです。まず誰だかわかりません。人は「恐怖」の次に「得体の知れないもの」を無意識に避ける特徴があります。そのため誰でも使える「アバター」はスパムメール並みに信頼がないのです。(アメブロ内で使う分には構いません。むしろ使った方が親密度が上がるかもしれません)

地域おこしは「近隣の人には知られた顔であっても外部からの集客には顔を出さないと反応は下がる」と思っておいていただく方がいいかもしれません。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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