ふるさとRe:Boot研究所

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コスプレでゴミ拾い

約3分
コスプレでゴミ拾い

鯖江市JK課の企画

何かと話題を生み出してくれる福井県鯖江市の鯖江市JK課ですが、ハロウィンにはコスプレゴミ拾いを開催するとのことです。これはJKのみならず地域を盛り上げるイベントとしてはなかなか興味深い活動であると言っていいと思っています。

とある地方のゴミ拾い

以前、とある地方のグループに「月一回のゴミ拾いイベントを習慣化するといいよ」と伝えたことがありました。そしてその話の通り月に一回のゴミ拾いを定例化したところ地元の有志たちが次々に参加してくれて、あっという間に備品を含めたゴミ拾いに必要な道具が揃って行ってしまったことがありました。そのゴミ拾いはその後主催が勝手に放置したために地元の有志がその活動を引き継ぎ、今でも月に一回ゴミ拾いを行っているとのことです。

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ゴミ拾いは手軽にできるイベントなので取り組みやすい内容ですが、継続的に続けるには工夫が必要です。ボランティアスタッフの存在は必須ですしお菓子など参加者への配慮もスポンサーがいた方が有利に展開できます。雨天中止の告知から参加者名簿の守秘義務までを考えて責任持って運営するとなれば相応の重責になりますし、それらを考慮すると「始めやすし続け難し」イベントといってもいいかもしれません。

継続性を与える推進力

しかし今回のケースのように「コスプレ」をイベントにしてゴミ拾いしたりすることで継続性を問われるイベントに推進力を与えたり、あえて日にちをずらしてハロウィン翌日にゴミ拾いをしたり、クリスマス翌日の26日にゴミ拾いをするなどすればさらに話題性と効果の両方が手に入るという美味しいイベント化することが可能ではないかと思います。

コンテストも併設

コスプレは単なるお遊びではなくきちんとコンテスト化するという鯖江市JK課、コンテスト好きな日本人の心をうまく活かしたいいイベントにしていると思います。こういった取り組みに市長や助役など市役所の重鎮が参加すれば福島県の矢祭町並みの奇跡が起こせるかもしれません。(矢祭町の奇跡=福島県の小さな寒村が財政の逼迫もあり近隣市町村との合併を断られた挙句、自力再生を町民一丸となって行った歴史的な出来事。当時の町長は地元民に懇願され3選をを果たし見事財政復活を遂げて勇退した)

子供の提案に乗る大人

またこういった取り組みは大の大人の意見より女子高生(通称JK)などの比較的低年齢の若者からの提案の方が効果が大きいと思われます。大人は子供に教わった的な立場であると「若者に理解のあるエリア」としてのイメージが定着しますし、さらに若者の参加者を増やすきっかけにすることも可能になる提案であると思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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