ふるさとRe:Boot研究所

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シルバー世代の行方

約3分
シルバー世代の行方

ババコン?

2017年11月4日、東京都青梅市永山グランド(青梅市本町)でシルバー世代のファッションショーが行われるそうです。青梅産業観光まつりの50周年特別企画として「おうめ若者カフェ実行委員会」が主催とのことです。

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イベント名「ババコン」勇気のある名称です。しかし70歳以上の高齢者男女を集め、若者がう服のコーディネートを行うファッションショーです。今までも若者が故郷を愛する企画の数々を毎年形にして行ってきた実績があります。

世代間を越えた交流

今回は高齢者が縁もゆかりもない地元の若者にコーディネートをしてもらうという世代間を超えたイベントです。当然地元の若者と高齢者にも交流が生まれ世代を超えた地元のお付き合いが生まれるというものです。今までは顔も知らなかった若者が「近所の○○さんのところのお孫さん」とか「よく遊びに来てくれる大学生の〜ちゃん」という具合にどんどんと繋がりが増えれば自ずと地元の安全や治安を安定させるきっかけにもつながります。

地域と言う括りの中で

以前もお話ししましたが沖縄の寒村部では地元のお年寄りは地域で面倒を見るという傾向があります。そういう点は本土であっても見習う点が多く、今後人口減が懸念されるエリアであればどこでも同じことを考えるのではないかと思います。その中にあって「面倒を見る側」と「お世話になる側」が明確に分かれているのではなく、その双方がイベントを通して仲良くなるといういわばお金と縁を超えたお付き合いの必要性が出てきているのでしょう。

一人暮らしの死亡率

現在、独居老人と40代の一人暮らしでは孤独死は40代一人暮らしの方が統計的に多いと言われています。また、地域への移住促進事業、地域おこし協力隊などは20代から30代前半の夫婦並びに1人以上の子供がいる家族に限定されているエリアが多いのです。つまり収入が少なくても一人暮らしは地方の会社の寮に入るか、都心部での一人暮らしという選択を迫られる傾向が高いということを意味します。これが今後孤独死のラッシュにつながる可能性を考えると地域の連携としての年齢間を超えた交流の必要性を感じないではいられません。

20年後の命運を決めるイベント

また昨今では高校生くらいから地元の活動の興味がある学生も増えてきており、学校と行政が連携すればその活動範囲は大きく広げられるチャンスがあります。ここで移住者に対する対策を上手に策定することが今後20年の人口の増減に大きな影響を及ぼすことになると思います。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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