ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

最近の傾向(学校と地域おこし)

約3分
最近の傾向(学校と地域おこし)

学校との連携

このところ、学校との連携を模索するイベントが多いのですが少し傾向が変わって来たような気がするのでメモしておこうと思います。

以前、高校は地域おこしの側の意見に対して割と協力的に対応してくれました。例えば「ふるさとの広報を行なうボランティアを募集しているのでぜひ興味がありそうな生徒を紹介して欲しい」と言うと大抵1人や2人くらいの生徒を紹介してくれたものです。学校によっては「ボランティア部」全員を引き連れて来てくれた学校もあったほどです。しかし最近は「学生は忙しい。そんなにボランティアを甘く見ないで欲しい」なんて言う学校も出て来ました。実際に忙しいのかどうかはさておき、かなり厳しい雰囲気なのでなにかあったのかもしれません。

公立高校

一般的に公立高校の先生ほど余分な仕事は避けたがるので情熱を持って行なう部活の顧問など以外は概ね冷ややかな対応になって行ってると思ってもいいようです。と言うのも人口は減少、生徒も減少、予算も減少となれば残された道はそもそも「働きたくない」と言う方向性ですからこれをいきなり「爆発的に志望者を増やしましょう」と言った所で一朝一夕に「がんばりましょう!!」とはなりません。むしろ「なんでそんなことをしないといけないんですか?」くらいの答えが返って来ます。

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私立高校はその傾向にはないと思いますが、現在私立校高との兼ね合いのあるイベントがないのでわかりません。しかし一昨年までの傾向はやはり「志望者増員」に対して協力的な反応であったと思います。やはり全額自費で賄い、補助金が減少されて行く環境に合っては自力再生を求めるのは然るべき状況であると言えるでしょう。

開かれた大学へ?

対して大学は逆に協力的になって来ているように思います。地域おこし的な授業は率先して公開授業を行い、地元の商店街などとの連携を持ってイベントに積極的に参入して来ています。地元で活躍する地域おこしを行なう人たちに対しても躊躇なく連携を行ない情報交換を行ない、年齢的アドバンテージも含めてより現実的な連携が広がって来ていると思っています。

学生の乖離は広がり

大学生の特徴は高校以上に情熱の差が激しいようで一つのゼミの中にも「情熱的に地元や地方活性化に取り組む学生」もいれば「単位取得さえ出来ればあとは1分でも早くバイトに行きたい」生徒もいるようでやはり「第一志望」と「それ以外」の差はドンドン乖離しているようです。

人の縁と運

今後はより情熱的に活動に取り組める学生をいかにリクルート出来るかがボランティアや地域おこしのカギとなって来ると思います。協力的な先生に巡り会えた時はとても幸運なことなので大切にすると良いと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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