各地に残る地名
こういうと脳天気な人を思い出したりするケースもありますね。また同時に地名として実際に存在している名称でもあります。
新撰組が幕府に雇われて最初に京都で警護に当たった地名が「お花畑」ですね。また埼玉県秩父市にはその名前の通りの駅名「御花畑駅」と言うのがあります。
京都のお花畑が今どうなっているのかはわかりませんが、埼玉県秩父市のお花畑はそこから程ない距離に「シバザクラ」で有名な「羊山公園」があります。本当に広大な面積の公園で最盛期には周辺が大混雑し交通渋滞が多発するために交通整理が大々的に行なわれます。私の友人が近隣のコンビニに勤めていましたが、寝る間もないほど忙しくその間の売上は実質「◯◯◯万円」と言われてるほどです。しかしこのシバザクラ、一斉に開花させたら観光客が多過ぎて駐車場も近隣施設も賄いきれないことになりますから、上手に開花時期をずらして事実上、1ヶ月くらいシバザクラが楽しめるように開花させています。公園管理責任者だけではなく地域と市が一体となった上手な運営の方法であると言えるのではないでしょうか?
代表的な関東近郊のお花畑
これはなにが言いたいのかと言えば花畑と言っても広大な面積で日本で屈指のレベルであれば膨大な観光客の誘致が可能であると言うことです。関東近郊の有名なお花畑スポットをざっと数えても
茨城県 ひたち海浜公園 ネモフィラ 5月
東京都 昭和公園 コスモス 6月〜11月
埼玉県 秩父高原牧場 ポピー 5月中旬〜6月上旬
埼玉県 羊山公園 シバザクラ 4月中旬〜5月上旬
栃木県 足利フラワーパーク 藤 4月下旬〜5月上旬
東京都 根津神社 つつじ 4月中旬〜5月上旬
千葉県 佐倉ふるさと広場 ひまわり 7月中旬
千葉県 東京ドイツ村 紫陽花 6月中旬〜7月中旬
神奈川県 吾妻山 菜の花 1月上旬〜2月上旬
群馬県 たんばらラベンダーパーク ラベンダー 7月中旬〜8月中旬
とまぁこんな具合です。
後続するには?
ここで二つの選択が出て来ます。一つは開花時期が長いコスモスのような花を上手にサイクルを重ねつつ長期間開花時期を作り出したのしめるようにする方法。もう一つが花の種類を少しずつずらして異なる花を順番に咲かせると言うことですね。どちらが良いのかは地域のよりさまざまですが、同じ花がずっと咲くと飽きられてしまう可能性もありますから異なる花を上手に植えると良いかもしれません。もちろん最後の締めは花ではありませんが紅葉ですね。
スポンサーリンク一例として考えられるのは桜並木の周辺に広大な菜の花畑を作り、さらにひまわり畑を作るなんて言うのも良いと思います。スペースの問題と品種の問題もありますが順番に開花させることである程度の集客に繋がると思います。