ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

ふるさとの伸びしろ

約3分
ふるさとの伸びしろ
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目的地はありますか?

今、現在進行形で地域おこしに取り組んでいらっしゃる方も多いと思いますが地域おこしの最終目的地とはなんだと思いますか?それは故郷が繁栄し、多くの子供が生まれ育ち巣立つことを考えるとたんなる現金収入で解決する問題ではないと思います。最終的に人口が増えればある程度解決する問題もありますが短絡的な思考は危険です。

人口激増エリア

ここ10年くらいの間で人口増になるついて目覚ましい結果を出した例の一つが東京都の港区の政策です。当初小学校就学児童までの国民健康保険料を無料にした結果廃校になっていた小学校を復活させるほど子供たちが増えました。その後中学高校とその年齢幅を広げた結果公立校在校生は激増し今ではプレハブ授業も検討されるほどです。今もその勢いは衰えることはなく教育委員会はとても気を良くしていると言います。また医師会や歯科医師会も子供たちの定期検診などで休日当番の医師が足りなくなるほどだと聞きました。

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人口激減エリア

しかし同時に地方の子供達は減少を続け限界集落を超えた生滅集落も数を増していると言うのか現実なのです。
今後仮に地方の人口増がなされてもそこでの生活が厳しければ東京都の港区のような都会への流出は増える一方となるでしょう。東京は人口が増えたことから気を良くして今後もこの政策は継続するでしょうし、場合によっては拡大方法も考えて来ると思います。その環境下において地方が東京に勝つ事はかなりの難しいことであると考えても間違いないでしょう。

最後は人

そのためにはお金を稼ぐ地域おこしの後は人口が増えるために必要な政策を行うことを目指すべきだと思います。具体的手法は各市町村や、県単位での検討を重ねてもらうしかありませんが、そもそもの地元が「楽しい」「面白い」と考えられないと子供たちは居着きません。また親御さんも子育てが苦労しかなければ当然居着くことはないでしょう。

グローバルに

また先般から重ねてお伝えしている海外向けのPRやマルチリンガル化などの対応も重ねて行なうことにより地方に住みながらもグローバルな活動が出来ることを大人たちの立場から子供たちに見せて行く必要も出て来ると思います。外国人旅行者のおもてなしを英語で高校生が行なうとか、外国人にも解りやすい観光案内を用意するような必要性が出て切ると思います。

そう言った面で生活自体がエンターテーメントであることを前面に押し出したメディア地元主導で始めるしかないと言うことが見えて来ます。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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