ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

世界中にふるさとを知ってもらう方法

約3分
世界中にふるさとを知ってもらう方法

地元の図書館に収蔵するなら

図書館への収蔵のお話をしたのでそれに付随する一部のお話をしてみようと思います。これはそのための活動を行う人員さえいればそれなりに効果のある方法であると思うので試してもいいと思う方は是非挑戦してみてください。

まず少し前に書いた通り地元の祭事や神事を記録した書物、または動画を用意します。出来ればDVDとかに焼けるといいでしょう。日本の図書館の場合、これを2部ずつ収蔵します。一つは保存用、もう一つは貸し出し用です。

やることは日本と同じ

海外向けのメディアも基本は同じです。まずメールを使って収蔵をお願いします。一番確率が高いのは親日の国の国会図書館です。台湾とかインドネシア、ベトナムの国会図書館などは収蔵してくれる可能性が高いですね。また、姉妹都市などがあればそれもチャンスです。先方からも「うちの伝統行事の記録を収蔵してください」と言われるかもしれません。それをきっかけに相互間の文化交流につながれば理想的です。しかしだからと言って日本語でのメールはスルーされる可能性も0ではないので気をつけてください。必ず英語か、現地語でのメールをお勧めします。

なぜ各国の国会図書館を選ぶのか?

最初に各国の国会図書館へ収蔵をお願いする理由は一つしかありません。そのあとにその国の中の様々な図書館に収蔵をお願いしたいからです。言い換えれば「国会図書館に収蔵されているならうちも、、、、」という展開を狙っているわけです。以前、とある国の国会図書館へ日本の小さな市町村が発行しているフリーペーパーの収蔵をお願いしたことがありました。するとその担当司書の方がなんとその地域の大ファンで「是非とも収蔵させてください」と申し出てくれたことがありました。こういった嬉しい偶然が重なるのも親日国を選んで収蔵をお願いする醍醐味でもあります。

大学の日本語学科へ

次にどこを狙うかといえば「日本語学科のある大学の図書館」です。言ってみればその大学の日本語学科の学生さんに学習のための参考資料にしてもらうというわけです。これは担当の司書さんの裁量が影響するのでやってみないとわかりませんが、全世界の「日本語学科」がある大学数百校の図書館に収蔵されているとなればちょっとした記録になります。こういった方法は地道ではありますが大きな活動に繋がっていくことだと思います。

誰が作ったデータ?

なお、元になるデータを作成するのは学生がオススメだと思います。というのも海外に興味を持つのは圧倒的に若い世代が多く、その中でも高校生から大学生あたりが一番興味を示します。なのでそのあたりを考えて地元の学生に歴史編纂のお手伝いをお願いするといいのではないかと思います。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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