ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

消えゆくシャッター街をどうするのか?

約3分
消えゆくシャッター街をどうするのか?

増えゆくシャッター街

あちこちのシャッター街をどうするのか?人口減のエリアでは死活問題としてもう10年以上にわたり論議が続けられています。しかしその根本的解決に至ったケースは極めて少ないと言ってもいいでしょう。ましてや駅周辺の再開発などは駅ビルを作ることで駅の外に出なくても買い物ができてしまうために結果的に逆効果になってしまう可能性も否めません。

問題はなくなることはなく

雨が降らなくても買い物が出来るというショッピングアーケードも夏は暑いし日差しは入らないしで作るのはいいけれど問題点も山積されていたりして本当に難しい問題であることがわかります。

田辺大学

少し前の投稿で「田辺大学」という記事を書きました。和歌山県田辺市の商店街を使って大学生たちに自由にお店を開かせて社会での実戦経験としてもらいながら地元の活性化につなげようという企画です。とても反響が大きかったようで全国から集めた大学の話題性も相まって大きなプロジェクトは無事に成功したようです。あのスタイルも今後はあちこちのエリアで生まれてくるような気がします。

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朝市の風景

つい50年ほど前まで日本中のあちこちに「朝市」が立ち並んでいました。今でも一部、農家の方達が朝から収穫物を販売する市を立てているようですが、本当に少なくなってしまったと言わざる負えません。その理由は「コンビニ」以前ならお茶一杯も買えないようなくらい自販機もありませんでした。言い換えれば甘酒売ってもお金になったのです。もちろん酒販売の免許があればビールでもお酒でも売れたわけです。しかし今は日本中に「コンビニ」があってどこでも同じものが飲んだり食べたりできます。そのために朝市への出店も「ただ出せばいい」時代ではなくなったと言ってもいいでしょう。

落書きアート

以前、横浜の東急東横線桜木町駅の高架のガード下の壁面には数多くの「落書き」がありました。それはもう子供の落書きから立派なニューヨークに負けないくらいのアート作品までありました。それを消すのに膨大な予算が消費されていたと言われています。それがあるとき「落書きを止めるのではなく、落書きできる大きなキャンパスを提供しよう」と方策を変えてキチンとした管理のもと絵を描かせるようになったところ大きな反響を呼び一つの観光地として有名になってしまったことがありました。あのようにシャッター街も使い方によってはいくらでも再生のチャンスがあると思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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