ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

プロに任せることの必要性

約3分
プロに任せることの必要性

任せると丸投げは違う

これを書くと勘違いされることが多いので一度記事にしておこうと思います。地域おこしとか移住を促進する活動と言うと必ず「自称プロ」と言う方達が出て来ます。中には紙切れ一枚書いて数十万とか数百万の請求書を切るのが平気な方も多いと言います。

問題はこの手の方達と地元を活気づけようとして果たして上手く行くのか?と言うことです。ノウハウもある、経験もある、人脈もあるとなれば間違いなく成功するだろうと言うのがクライアントである地元の方達の意見であると言っても良いでしょう。

なぜ失敗するのか?

しかしそのパターンは大抵失敗します。何かと言えばその成功事例も、その経験も、その人脈も大抵がどこかで使ったものです。言い換えれば二番煎じの可能性も否めないと言うことになりますね。それが良いのか悪いのか?と考えた時、一時は良いかもしれませんが長い目で見た時そのコストに見合った結果が手に入るかどうかは解りません。

本質に近付くには?

ではどうすれば良いのか?と考えた時、その答えを持っていると言うプロは本当に少ないと言っても過言ではありません。悪い言葉を使うなら依存関係を作れば継続的にお金になる。それがコンサルタントの妙味と言う人すらいるのです。お金がないなら縁が切れるだけ。「途中までのコストを捨ててもいいなら来年から予算を削って頂いても結構です」なんて半ば脅しを言う人すらいるくらいです。

あの夢の国では?

ディズニーランドが運営されるにはプロのサービス、それこそ掃除から接客までホテルの従業員専用トレーナーを招いて学ぶくらいのことは行なわれていました。提供される食べ物も一流のシェフから学んだり、意見をもらったりして厳選されたレシピを作り出しています。そこに究極のディズニーブランドです。負けるはずがありません。

最短距離?

この各々の分野からプロを招いて直接指導を受けることが一番早い成功の近道であることがお解りになりますでしょうか?日本国内のアミューズメントパークの類いの施設は現在、オリジナルでサービスを生み出している所は極めて少ないと言っても過言ではありません。それでは効率が悪いのです。

消極的対策ではなく

地域は多くの人に愛される必要があります。そのためにはやはり一流の目を持った人たちから厳しい意見と率直な言葉が必要です。それを「予算消化」や「責任回避」の元で運営されてもいい結果が出るとは思えません。今一度、やろうとしていることについて綿密に切り分け、必要なプロフェッショナルを各分野から招き、必要によっては相応の人材を登用して完成させていく必要があるのです。それを思考省略して丸投げして済ませようとするから失敗してしまうのです。

形がない分、箱物行政よりもさらに始末が悪いのが丸投げ地域おこしなのです。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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