ふるさとRe:Boot研究所

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ご当地カフェ

約3分
ご当地カフェ

太宰府のスターバックスコーヒー

福岡県の太宰府市にあるスターバックスコーヒーは多店舗と異なりとてもお洒落なデザインであることで有名です。
太宰府といえば受験の神様である梅の御紋の菅原道真公を祀る「太宰府天満宮」で有名なところです。
天満宮のお膝元はさながら城下町のように整然とお土産物屋さんが並び修学旅行の学生や一般旅行客がひっきりなしに訪れています。

なぜ、この太宰府天満宮のおひざ元にオシャレなスターバックスコーヒーを開店するのか?このヒントは鎌倉にある独立店舗のスターバックスコーヒーと同じ考えがあると思います。

郊外型の店舗設計

都心型のシアトルコーヒーはビルトインタイプの店舗が多く店内デザインや修養客数も概ね限度がありますね。そのためいくつかの店舗の設計デザインを微調整して使い回すケースが多い思われます。対して郊外型の店舗は設計においての自由度が上がります。また、ビルトインタイプの店舗のように無理矢理基本デザインに合わせて微調整を施す必要もありません。もちろん何でもいいとは言い切れませんか材木が特産の地域であればその素材をふんだんに使い、一目でどこの店舗かを解ってもらえる設計が可能ですね。

となれば地域性を出した出店が可能になり、近年図書館のリフォームにツタヤとスターバックスコーヒーをビルトインする地方の図書館が増えるのもわかる気がします。

観光地のカフェ

また観光客が多いエリアにオシャレな店舗を開店すると言うことはそれだけで広告効果があると言うことを意味します。日常的にスターバックスコーヒーを利用している人からすれば旅行で行った先でオシャレなスターバックスコーヒーがあれば「寄ってみようかな?」と思うのは当然のこと。さらにはその店舗画像をtwitterやInstagramなどにアップことは十分あり得ることですね。そこから拡散されることはコストパフォーマンスを越えた可能性が見えてくると言うものです。
また、その地域も地元に住む人が通うオシャレなカフェがあるとなれば無条件にブランディング出来ることになり移住者の増加が見込めます。公共もカフェもWIN-WINの関係が構築できる事がわかります。

SNSの活用

観光地以外にも図書館という学生が集まりやすい環境にあえて出店させる事で拡散効率を上げていることも見えて来ますね。(学生はネット使用率が高いので)

地元が10万人程度の市町村であればこういったオシャレなカフェを施設に併設する策は十分効果的な方法であると言えると思います。

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About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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