ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

各地の盆踊り

約3分
各地の盆踊り

◯◯◯音頭

そろそろ本格的な秋が深まってきましたが各地では秋祭りが盛んに行われていますね。かつてテレビ番組のコメディアンが市内の盆踊りを次々と踊って見せて盛り上がっていた時代がありました。(超有名なコメディアンなので記憶がある方も多いかと思います)

さて今時、小中高校生は入学すると同時にまず校歌を覚えてもらうという授業?(時間)があったと思います。残念ながら小学校のように6年間も歌えば覚えますが中学高校のように短い時間で歌う回数もせいぜい20回〜30回程度では卒業後数十年という人たちは記憶にないかもしれません。

忘れゆく唄

江戸時代以前はもちろん寺子屋もままならない時代でしたから地方では盆踊りや農作業中に唄う歌などがその地方色を出していたと思われます。それらを覚えて歌って踊れるようになってその地域の女性として一人前のような風習ですね。それらのことが近年はすっかり影を潜めてしまい、自分の住む地域の盆踊りや民謡を知らないなんて子供が大半ではないかと思います。

浴衣はただのファッションか?

今時の高校生は皆さんかわいい浴衣を買い揃え花火大会などに着ていくことを楽しみとされているようですが地元のイベントに関しては全然興味がないようで、踊れない唄えないなんてことは普通であると言えるのではないでしょうか?

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これらを解消するのは徐々に難しい時代になってきていると言っても過言ではありません。自治会に加盟しない住人がいて、子供会が消滅し、学校も私立と公立に入学する子供が混在する時代に子供達を集めて地元の文化と風習を伝承する勉強を行いましょうということ自体無理があるのです。

守るなら今

平成の大合併以降、ドンドンとその傾向は進みこのままだとその伝統自体が消滅しようとしています。文科省はこの部分に対して予算を割くべき時なのではないかと思います。まだ地元にはそう言った風習を伝承している人が多々おりますし、動画や音声など記録を保存する手段はドンドンと進化してきています。今ならまだ間に合いますしその方法によっては世界に誇れる活動になるかもしれないのです。

図書館の仕事

また市町村も過去の文献の保護と同時に無形文化財としての民謡や盆踊り、またその風習自体を残し続けるための活動が必要な時代になってきているのではないでしょうか?図書館を外部委託に回すのも構いませんが、司書という本来の役割を放棄することなく地元の歴史を守って頂きたいと思って止みません。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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