ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

地元リポーターを育てていますか?

約3分
地元リポーターを育てていますか?

学校での試み

先日も記録を残していますか?と言う記事を書きましたが、最近では学校が地元のイベントを保存している会などを学生に取材させる試みが増えています。残念ながら部活内の新聞部などは廃部になっている地方が多い中、こういった試みはとても興味深い内容であると思っています。

意外と少ない写真部

近年はカメラ女子なんて言葉も流行っているようですが、想像以上に写真部がある高校は少ないですね。新聞部になるともっと少ないです。部活動としての発表の機会が少ないからかもしれませんが文章を書くと言う機会自体が減っているのかもしれません。もしかすると新聞部よりも文芸部の方が多いかもしれません。それくらい新聞部の数は全国的に見て激減していると言っても良いかもしれません。

減少する部活

写真部などの活動が少ない原因の一つにモチーフとなる対象が学校内に限られていることなどが上げられると思います。これは部活動としてのことなので致し方のない部分ではありますが、どうか顧問の先生や地元の皆さんにおかれましては高校生のカメラマンなどを見かけたらぜひ撮影を奨励してあげて頂きたいともいます。

なぜ高校生や中学生のカメラマンが大切かといえばその撮影を通して地元の文化や風習、伝統などに興味を持ってもらい長期にわたり地元の変遷を取材し続けてくれる可能性があるからなのです。そこに加えること新聞部や文芸部がコラボすれば立派な地元の情報が拡散出来るだけの可能性を秘めていると思っています。

 

地域が育てる必要性

市町村が自ら進んで地元の子供たちの取材に答えていけば彼らが大人になって行くと自然と地元のイベントに積極的に参加してくれるようになります。それは親御さんが行なってくれたことをそのまま伝えてくれているからに他なりません。言い換えればそこで手を抜けばその習慣自体が廃れていってしまうのは明白です。

伝統だけではなく

伝統本体も大切なことですが、それを支えるものとして地元のサポーターの存在は必須の活動なのです。その中から本物のアナウンサーやテレビのプロデューサーが生まれたら地元をないがしろにするはずはありません。また他にも英語部とかあれば英語での案内や説明を作るのも良いでしょう。海外からのアクセスが生まれてくる可能性だってあるのです。生徒の手で作る広報を充分に活用するべきときは迫って来ていると思いますね。

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地元のイベントがたくさん残っているエリアこそ地元レポーターを育ててみる必要があると思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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