ふるさとRe:Boot研究所

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海賊になる体験プログラム

約3分
海賊になる体験プログラム

企業協賛プロジェクト

先日幾つかの企業の協賛によるプロジェクトで瀬戸内海に浮かぶ孤島でファミリー向けの「海賊になる」体験プログラムが実施されました。すごい人気だったそうで応募総数は6万組にも上ったとのこと。海賊としての武器の扱いから的当て競争、海賊ならではの船を使ったゲームなどを体験し食事は瀬戸内海の海の幸を海賊さながらに食べるという企画は子供達から大人たちまでが楽しめる素晴らしいプログラムであったそうです。

実際の遺跡である海城を使い、上陸地点も海賊が作ったと言われる船着場、周辺の敵からの攻撃を避ける潮流の早い水面などリアル戦国時代から残された自然と歴史的建造物をふんだんに生かした体験プログラムは話を聞くだけでもワクワクしてきますね。

アニメにもなるほど

この海賊体験プログラムはもともと瀬戸内海に実在した大三島の「村上水軍」の話が元になっています。この村上水軍はNHKアニメ「十二国記」の中にもモデルとして描かれていてとても人気の高い歴史物の話です。歴史上の村上水軍は近畿圏の大名「毛利家」に滅ぼされてしまいましたがその歴史的建造物は現地の各所に残されています。それを活かして今回のように親子体験プログラムであれば親子共々大興奮なイベントであったと思います。

歴史体験は楽しい

さて、この歴史上の出来事を再体験するようなプログラムはとても面白いと思います。というのも100年前の生活を体験するだけでも興味がわくのに「歴史上実在の存在」としての体験なわけですから歴史ファンにはたまらないものがあります。実際中高年の趣味の上位には毎年「旧所名跡めぐり」と「神社、寺社巡り」というのが毎年上位にランキングされているほどなのです。それを当時さながらの体験として再現できればそれはもうファンからすればお宝クラスのイベントであることは容易に想像できると思います。

協賛があるとなおいい

このプロジェクトのように大企業がたくさん相乗りしてくれるのであれば申し分ありませんがそこまでいかなくとも公共、行政が協賛してくれるだけでも相応に面白い企画ができるのではないかと思います。100年前の漁師体験とか200年前の米農家体験とかでも面白そうじゃありませんか?同時にその100年前を体験してもらいながら移住者を募るなんていうのも「アリ」だと思います。

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子供達とセットだとアミューズメントパーク的なアドベンチャーが必要になりますが、今はキャンプだけでも十分なアドベンチャーと呼べる時代です。とても企画しやすいイベントになっていると思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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