ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

新聞を作る

約3分
新聞を作る

夏休みの宿題

私が中学生の頃、夏休みの社会の宿題がありました。科目は「社会」その中で出された宿題は「新聞を作る」と言うものでした。各自、自分の趣味や地元のことを書いたりしている中で、私は「社会」に関する内容を取材し記事にしようと思い、自分の家に関することを調べてみました。地元の農家としては比較的古く、500年くらいの歴史がある家柄であることが解りました。そして戸籍と言うものは明治維新前は寺社で管理されていたことも知りました。言ってみればお寺の「過去帳」がそのまま戸籍の除籍簿として機能していたと言うことになりますね。それが明治以降は国が管理する戸籍台帳に変わったと言うことを意味します。

戸籍とは寺社の管理下にあった

 

それ以前は寺社が管理していた戸籍ですが、時により檀家替えと言って違う宗派のお寺さんの管理下に入ることもありました。住居の移転にはなっていませんが今で言う転居と同じような扱いになっていたようです。その為私の家はおおよそ150年ほど前に檀家替えを行なっていたことが解りそれを追跡して500年近い歴史を知ることとなりました。

ご先祖様を宿題へ

 

私はこの自分の家の歴史を知った時、それを新聞にしてみることにしました。それが中学二年の夏休みの宿題であった「新聞を作る」に提出することとなった「ご先祖様新聞」でした。親戚から親の兄弟に至るまでさまざまな人物像を追うと言うことは自分にとっても初めてのことでしたし親も興味深く見てくれていたことを覚えています。その中で戸籍謄本をとるために親に市役所まで同行してもらったり、一人一人の名前と続柄を追いかける際に、意味が分からない所などを親に聞いたりして書き加えていき、最後は寺社の過去帳に書かれていた文言の解読までを行ないました。当然ですが読めないくらい難しい言葉や、文字がありその解読には親の力を借りたのは言う間でもありません。しかしその結果、自分自身に日本人としてのアイデンティティや郷土愛、歴史観などさまざまな価値観が備わったと感じています。

 

日本語の劣化を食い止める

今、日本語の言語力が劣化していると言われています。そもそも携帯から始まりスマホになっていく過程で「漢字を覚える」作業がかなり煩雑かつ劣化したと思われます。自発的に漢字の勉強をしないと子供たちはドンドン漢字を覚えなくなっていってしまいます。

地元の情報発信とともに

同時に他人に見せるための文章を書く習慣がないと言うのも文章力が上がらない原因の一つとなっています。私たちが子供の頃から感想文を嫌がる生徒は極めてお多く、他人の前で自分の書いた文章自体にアレルギーがあるように思います。それを克服しながら地元の様々な情報を外部の人たちの目に触れさせる習慣を持つために今の子供たちにはぜひ「新聞」を書いてもらいたいと思います。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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