消滅する子供会
ここ数年、地域の子供会がドンドン小さくなり消滅しているエリアもあると言います。人口減の最中にあってのことなので当然と言えば当然ですが今まで起こりえなかったことが起こるとやはり地域は疲弊しているのか?と思わざる負えません。
老人会や婦人会も
同様のことが老人会や婦人会、自治会などでも起こってくるのは間違いなく、人口減と言う背景から考えると最もその影響力が大きい少子化の原因から子供会の消滅がまず最初に起こったのではないかと思われます。
根底にある人口減
子供が減少していると言う点に置いては間違いはありませんがそこでも大きな問題として人口偏差の大きさがあります。高校生までの医療費全額負担を掲げた地域に人気が集まり一時は小学校の閉鎖が相次いだ地域に次々と学校が再開されていたりします。対して地方の山奥の寒村の小学校などは閉校、合併による現象が増加しています。一例としての医療費負担の軽減化は地域の財政に依存していることが多いため、自ずと人口が多い地域の方が有利であることは容易に想像出来ます。
人口減に対応する学校運営
日本では比較的普及が遅れている通信制の大学ですが、海外ではドンドン通信制の大学が増えています。日本の場合は通信制と言っても日常の授業が通信で行なわれているだけで夏休みなどにまとめて通学を行なわせる「スクーリング」の受講が必要となっています。これが結果として経済的負担や仕事との両立を妨げることとなり通信制大学の普及は遅くなっていると言えるでしょう。これが海外の大学のように完全通学不要の通信制大学が増えれば通信制大学の普及も進むことになると思います。同時に大学自体の社会との繋がりがやっと近年産学協同などで広がったとはいえまだまだ大学生の社会的な活躍の機会は少ないと言えるのではないかと思います。授業ではなく、ビジネスとして大学生が勝負する時代になるともっと社会進出が増えていくと予想しています。
対応することと多様性の両立
人口増の時代は大半の子供たちは就職に向けての学生時代を過ごすことが理想的なカリキュラムですが人口が減って来るとそこには多様性が生まれます。というのも企業就職に全人口的リソースを集めてしまうと社会が成立しなくなってしまうからです。
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個性が活かせる時代になれるか?
言い換えれば一人一人の個性が活かせる時代に入って来ていると言えるでしょう。まだまだこれからとは言えその可能性には期待して良いと言えると思います。
話を戻しますと子供会や老人会、婦人会などはドンドンと縮小するでしょう。それを乗り越えるのは多様性とインターネットではないかと考えています。