ふるさとRe:Boot研究所

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秋は祭りのシーズン

約3分
秋は祭りのシーズン

秋の始まり

あっという間に夏は終わり早くも秋の気配が漂ってきましたね。
秋は地域おこしにはとても忙しいシーズンです。
お祭りや収穫、タイミングによっては長雨。どれも時間がかかるものばかりです。
そこで提案したいことはお祭りを作るということです。

忙しいのにイベント?

 

ただでさえ忙しい中でさらにイベントを作るのは「おかしい」と思われる方も多いと思います。しかし誤解のないようにしておいていただきたいのは、秋のたくさんあるイベントを流れるように簡単にするために新しいイベントに統合するのだということです。例えば収穫は収穫祭に代表されるようにイベント化しやすいものです。小麦の生産農家ならスイーツを作るケーキ店などと組めれば収穫祭の目玉商品を開発することも可能です。また大豆の生産農家なら味噌や醤油を仕込むのもいいでしょう。それを収穫祭の中に組み込んでしまおうということになりますね。

 

地域外からどれだけ呼べるか?

子供達の参加が事前に決まっていれば誰も来ないというイベントにはなりません。むしろ地域外のお子さんの参加費無料などにすれば親御さんの参加やご兄弟の参加もあり経済効果は上がるでしょう。また同時にスタンプラリーやウォークラリーの要素も加えればイベントとしての話題性や1日遊べるという多様性もあり来訪者は多いと思います。

必要なコストは?

 

さて、これに必要なコストはいくらでしょう?

極端な言い方をすれば0円でも可能です。SNSでの拡散と新聞ラジオでの拡散だけであれば無料でも行えますね。他にコストを割くとしても地域によるポスターやチラシ程度のことでしょう。地方都市であるなら協力者の数が広報能力の差と言ってもいいですね。お店や人の集まるところ、今では有名なコーヒーチェーン店や銀行などもチラシを置かせてくれる場合があります。そういったところをすべてチェックしておくといざという時に便利です。

 

 

注意点?

注意点は二つほどあります。一つは近隣市町村や都道府県レベルのイベントと被らないこと。時間をずらせればあえて同日開催でお客様の流れをもらうことも可能ですが基本的に同日開催は難しいです。しかし朝市とかの流れをそのままもらうのであれば朝市会場でチラシを配ればいいのですから極めてローコストで広報が可能になりますね。

もう一つの注意点は収穫などを祭の出し物にする際の「保険」です。イベントとすれば参加費を取るのでそこから保険の充当できれば理想ですがボランティアとしての扱いであればやはり「ボランティア保険」を事前に調べて加入しておく方が安全です。

ローコストで効果的なイベントの企画は事前調査がモノを言います。入念な調査と準備で効果的なイベントにしましょう。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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