秋の始まり
あっという間に夏は終わり早くも秋の気配が漂ってきましたね。
秋は地域おこしにはとても忙しいシーズンです。
お祭りや収穫、タイミングによっては長雨。どれも時間がかかるものばかりです。
そこで提案したいことはお祭りを作るということです。
忙しいのにイベント?
ただでさえ忙しい中でさらにイベントを作るのは「おかしい」と思われる方も多いと思います。しかし誤解のないようにしておいていただきたいのは、秋のたくさんあるイベントを流れるように簡単にするために新しいイベントに統合するのだということです。例えば収穫は収穫祭に代表されるようにイベント化しやすいものです。小麦の生産農家ならスイーツを作るケーキ店などと組めれば収穫祭の目玉商品を開発することも可能です。また大豆の生産農家なら味噌や醤油を仕込むのもいいでしょう。それを収穫祭の中に組み込んでしまおうということになりますね。
地域外からどれだけ呼べるか?
子供達の参加が事前に決まっていれば誰も来ないというイベントにはなりません。むしろ地域外のお子さんの参加費無料などにすれば親御さんの参加やご兄弟の参加もあり経済効果は上がるでしょう。また同時にスタンプラリーやウォークラリーの要素も加えればイベントとしての話題性や1日遊べるという多様性もあり来訪者は多いと思います。
必要なコストは?
さて、これに必要なコストはいくらでしょう?
極端な言い方をすれば0円でも可能です。SNSでの拡散と新聞ラジオでの拡散だけであれば無料でも行えますね。他にコストを割くとしても地域によるポスターやチラシ程度のことでしょう。地方都市であるなら協力者の数が広報能力の差と言ってもいいですね。お店や人の集まるところ、今では有名なコーヒーチェーン店や銀行などもチラシを置かせてくれる場合があります。そういったところをすべてチェックしておくといざという時に便利です。
注意点?
注意点は二つほどあります。一つは近隣市町村や都道府県レベルのイベントと被らないこと。時間をずらせればあえて同日開催でお客様の流れをもらうことも可能ですが基本的に同日開催は難しいです。しかし朝市とかの流れをそのままもらうのであれば朝市会場でチラシを配ればいいのですから極めてローコストで広報が可能になりますね。
もう一つの注意点は収穫などを祭の出し物にする際の「保険」です。イベントとすれば参加費を取るのでそこから保険の充当できれば理想ですがボランティアとしての扱いであればやはり「ボランティア保険」を事前に調べて加入しておく方が安全です。
ローコストで効果的なイベントの企画は事前調査がモノを言います。入念な調査と準備で効果的なイベントにしましょう。