ふるさとRe:Boot研究所

本当のふるさとを愛するために今私たちの出来ること

橋カード

約3分
橋カード

コレクター魂

久しぶりに楽しいお話を耳にしました。
長野県の阿南町と泰阜村は町村内に存在する橋を撮影したカード12種を町村内施設で配布するそうです。全カードを集めた先着15名様には地元特産品をプレゼントするとのこと。

 

いろんなマニアたち

 

こういった企画はいいですね。私も個人的にいい企画だと思います。と言うのも世の中には「橋マニア」なる人たちがいるそうです。同様にダムが好きな「ダムマニア」とか球場が好きな「スタジアムマニア」とか、変わった人だと廃墟ばかりを見て回る「廃墟マニア」なんて人たちもいるそうです。(心霊マニアとはまた趣が若干異なりますが、水木先生の「妖怪マニア」はカード化したら絶対に当たりますね)画像を引き延ばし額縁に入れるほどのマニアもいるそうなのでこれを見逃さない手はないと思います。

 

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通常、橋は通過するものでまじまじと見ることは少ないと思います。決して安く作られたものではないのでその景観やデザインも立派なものが多いはずですが、そもそもの用途が「渡ること」なので撮影するほどの橋となればかなりの「立派な建造物」である可能性が高いと思います。

 

なんでもない風景をあらためて見る

 

こういった通常なら「なんでもない光景」をカード化することで地元外からの観光客や通りすがりの人たちの「目を引くこと」になりますし、そこからの景観が良ければそれだけで「観光スポット化する」可能性すらあるわけです。周辺で特産品などを販売できればさらに経済効果も見込めることからこういったマーケッティングはかなりの可能性を秘めた策ではないかと思います。

 

コレクター魂に火をつける

 

また同時に人間特有の「コレクション癖」も相まって話題になる可能性は高いです。少し志向は異なりますが「秋田のソフトクリーム」(当ブログを参照)などは毎年「全制覇」を目指して夏休みに秋田県内を縦横無尽に「走破する」人たちが後を絶たないと言います。全30ヶ所以上ある道の駅が各々シノギを削るソフトクリームですからいい思い出にもなりますしこういったブログなどに書くのもいい「ネタ」になりますね。子供たちなら格好の「夏休みの絵日記」になりうる題材ではないでしょうか?

 

膨らませて考える

 

さて、このカード化計画をどこまで膨らませるか?となるとやはり公共の企画が一番早いでしょう。もちろん市町村内の一地域で行うことも可能ですがやはり予算の問題なども考えて広報能力を加味すると市町村単位、大きくても県単位が限界ではないかと思います。それゆえに希少価値やコレクター魂が過熱して話題性にもなりますし注目度も爆上げすると思いますね。

 

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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