ふるさとRe:Boot研究所

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豆腐屋のコーヒー

約3分
豆腐屋のコーヒー

 

物珍しさ

 

この題材を読んだ時にすぐにピンと来る人は少ないと思います。なぜなら噂や話題に上がっても「大豆のコーヒー」自体で超有名なカフェはまだ日本にはないからです。大豆はすでに中国でも生産が終わり世界的に見ても中南米地域に依存する生産状態です。そのため日本の場合大半が輸入大豆に依存しているのです。豆腐に限らず醤油や味噌などまで大手メーカーはほぼ完全に輸入大豆です。そこで新製品として「大豆コーヒー」を世に大々的に販売しようとする人は少ないのでしょう。

特別な製法ではなく

 

大豆コーヒーとは言っても別に難しい製法というわけではありません。コーヒー豆と同じく焙煎し(これが経験と実績が物を言う)それを挽いて熱湯で淹れる。それだけのことです。焙煎方法もコーヒーと同じく火にかけるロースターで行うだけです。カフェインがないという点でもお子さんから楽しめるコーヒーが作れそうな気がしませんか?ついでに言うならミルクの代わりに豆乳を入れればカフェオレにもなりますしビーガンやベジタリアンの人でも飲めるコーヒーに出来るはずですね。

名前一つで変わるイメージ

 

豆腐屋のミルク(要は豆乳なんですが)も名前としてはキャッチーです。豆乳は苦手という人も「試してみようかな?」と思える名前です。味の微調整は必要だと思いますが上手に作れば今までの豆乳のイメージを払拭して朝食のお供に牛乳代わりに定着させることが出来るかも知れません。

罪悪感のないスイーツ

 

少し前に豆腐にハチミツをかけても食べられることを売りにした豆腐がありました。イメージはヨーロッパのオイスターバーのイメージだったそうです。実際、豆腐とハチミツは比較的相性が良く、それなりに話題にはなったと思います。ただ爆発的に売れなかった理由はやはり大豆が輸入品であることと豆腐自体の味があまりにあっさりし過ぎていて乳製品のコッテリとした動物性たんぱく質と油脂、甘さと比較して今一歩パンチが効かなかったのではないかと思います。今でもいろいろな場所で「豆腐プリン」として販売されていたりしますから興味のある方は一度お求めになって試食されることをお勧めしたいと思います。

 

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大豆は本来保存食としても優秀な食材で用途もバリエーションが豊富です。健康的な素材ですし近年流行の「糖質制限食」でお米、小麦、砂糖などの糖質を食べない人にとっても重要な食材であると言えるでしょう。日本でも再び脚光を浴びて様々な場面で活躍して欲しい食材のひとつです。

About The Author

代表katoP
katoP(Pはプロデューサーの略)
神奈川県生まれ。
神奈川の県央部の高校を卒業し東京にて大学を卒業。
20世紀を不動産業と金融機関交渉代行を仕事として過ごす。
(主に賃貸と都市銀行との交渉)
21世紀に入り町おこしのプロデューサーを始め、独自メディアの編纂やコストを減らした広報手段等をアドバイスしてきた。
創刊した広報誌の編集長は軒並み2年以内に各都道府県の知事と対談しTVに出演、中には世界規模の活動に成長した組織もある。
このたびその活動を元に日本中で行われる町おこしの実体と検証、また主に学生たちの町おこし活動をまとめ、各地の町おこしの参考実例集を作るべく「ふるさとRe:Boot研究所」を立ち上げた。
各メディア記事と実例を元に、独自の視点でのイノベーションを提案するスタイルにファンも増加中!!

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